最先端突破の先頭に立たせる

共和国の国家科学院数学研究所があります。研究所にはいくつかの基礎科学部門の研究室と応用基礎研究室、そしてプログラム研究開発室があります。研究所の科学者たちは社会主義強国建設で提起される数学の問題を解決している一方、世界的な科学論文を発表しています。

偉大な金正日総書記はチュチェ88(1999)年1月、研究所を訪れて科学研究で収めた成果について一つ一つ見聞きし、その間、多くのことをやってのけた、苦労した、本当によいことをした、と重ね重ね評価しました。そして、経済的意義の大きい色々な科学技術の計算プログラムをより多く開発して現実に導入することを教えました。

この日の総書記の教えは科学が単なる科学のための科学ではなく、名実ともに革命に役立つ現実にかなったものでなければならないという真理を科学者の胸に深く植えつけるものでした。

研究所の科学者たちは社会主義強国建設に実質的に役立つ立派な成果を収めることでその信頼に報いようと、思索と探求に打ち込みました。その過程に生産工程の数学的模型化、科学技術の計算プログラムを開発し、キムチェク製鉄連合企業所ナムフン青年化学連合企業所など経済各部門に取り入れました。

研究所の科学者たちは国際数学者大会国際学術討論会で30件あまりの研究結果を発表し、他の国の研究機関で招請講義を行いました。また数十回に渡り、国際学術雑誌も発表しました。

国家科学院数学研究所の所長、博士、助教授のキム・ソンユンさんのお話です。

「これまで研究所では多くの成果をあげました。基礎科学研究部門が先んずる時、他のすべての科学部門を発展させることが出来る、これに鑑みると、研究所の使命と任務がとても重いと言うことです。敬愛する金正恩元帥は科学技術の力ですべての部門を速やかに発展させ、人民の楽土を建てよう、と言うのが労働党の決心で意志だと言いました。基礎科学が科学技術の発展で中心となっているだけに、科学研究を深めて経済強国建設で提起される科学技術上の諸問題の原理、方法論となる問題をより多く解決し、国の数学部門を世界的レベルに引き上げるために責任と役割を果たすつもりです」

科学技術の発展に人民の幸せと国の未来がかかっていることを良く知っているここの科学者たちはこれからも科学技術の成果で社会主義強国建設に尽くしていくことでしょう。

2016年の記事
 

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Last-modified: 2017-03-27 (月) 17:59:06