旧正月の風習

朝鮮人民は昔から旧正月を伝統の祝日として過ごしました。旧正月は言葉どおり旧の1月1日です、今年は2月12日に当たります。

社会科学院のフォークロア研究所の研究者リ・グクソンさんのお話です。

「朝鮮人民の旧正月の風習は、古朝鮮をはじめ古代国家から始まり、コグリョ、高句麗とコリョ、高麗、朝鮮封建王朝時代を経て今に至りました。朝鮮人民の気高く美しい伝統が反映されている旧正月は、人々の生活と切り離せないものとなり、家庭と社会に楽しみを加える伝統の祝日のひとつとなっています」

旧正月には、あらかじめ用意しておいた晴れ着を着て、家庭と近所の目上の人、恩師を訪ねて挨拶をするのが風習となっています。人々は健康と幸せを祝福し、この日を楽しく過ごします。

旧正月ムードを盛り上げるのは、伝統の遊びです。代表的なのは双六に似たユッ遊び*1と板跳び、凧揚げ、橇乗りなどです。

旧正月になると、皆が民族固有の良風美俗をそのまま引き継ぎ、楽しいひと時を送ります。

（フィーチャー）

2021.02.11の記事

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