新しく生まれたトロリーバスの運行コース

ピョンヤンの有名なポトン川の岸辺の段々式住宅エリアと共に、トロリーバスの新しい運行コースが生まれました。住宅エリアの建設最中のチュチェ110（2021）年8月20日、敬愛する金正恩総書記が直々現地に赴きました。

金正恩総書記は自然の起伏をそのまま生かして住宅エリアを形成したので、見た目にも素晴らしい、ポトン川の岸辺の段々式住宅エリアを美学の見地だけでなく、住民の便宜を図るのを基本にして建設すべきだと教えました。

この日、総書記は、住民が住宅エリアを回ることなく、家から真っ直ぐ出てきて、すぐ交通手段を利用できるように歩道もつくり、交通手段の配置も合理的にすべきだと言いました。

住宅エリアに住む住民の交通の利便性に触れたのはこれが始めてではありませんでした。住宅エリアの完成予想案を指導する時から、既に強調したのが交通の利便性のことでした。

総書記は、当時、住宅エリアの近くにある地下鉄までは歩いて10分以上がかかるということを見計らって、新しいトロリーバスの運行コースを設けることについて念を押したのです。

数日後、再び、現地に出たときには、運行コースを最後まで定めました。こうしてポトン川の岸辺の段々式住宅エリアの前の道路に沿って、トロリーバスが運行し始めました。

ピョンチョン・トロリーバス事業所のチェ・チョンゴルさんのお話です。

「新しいコースが出来て、通勤に便利になったと住民の誰もが喜んでいます。そのことを聞いて、金正恩総書記が人民の心のうちまで察し、また人民に便利なようにするため、どれほど気を配っているかがよく分かりました」

一つを設計し、実践しても人民の生活上の便宜を最大限図るのを第一義的なものとして要求する金正恩総書記です。

（政治―為民献身）

2023.07.02の記事

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