凱旋門が伝える話

凱旋門が伝える話

朝鮮民主主義人民共和国の首都ピョンヤンに凱旋門があります。偉大な金日成主席の生誕70周年を迎えるチュチェ71（1982）年4月に建てられた凱旋門は、国を解放した主席の業績を末永く伝えるための不滅の大記念碑です。

凱旋門は主席の指導の下に展開された抗日革命闘争の勝利の歴史を末永く伝え、朝鮮人民を勝利へと呼び起こしています。偉大な金正日総書記は、金日成主席の指導を離れて、世界に光を放つ今の朝鮮と朝鮮民族の高い尊厳と栄誉、誇りについて考えられないと言いました。

凱旋門の柱に刻まれている「1925」と「1945」という年代と中心に刻まれた不滅の革命賛歌「金日成将軍の歌」は、主席の革命活動の歴史と貴い革命的業績を伝えています。主席はチュチェ14（1925）年、朝鮮が独立しなければ再び帰ってくるまいと固い誓いを立ててアムノク川*1を渡り、20年の長い間、抗日革命闘争を繰り広げました。

今も白い御影石の上に刻まれた「金日成将軍の歌」を静かに口ずさみますと、「武装はわれわれの生命だ！武装には武装で！」というスローガンの下に日本帝国主義者との戦争を宣布した金日成主席の歴史的な宣言が耳元に聞こえ、ポチョンボと言うところの襲撃の際の銃声で日本帝国主義者の植民地支配を根底から揺さぶった20代の青年将軍の姿が目に浮かんできます。

帝国主義侵略者の反革命的暴力は革命的暴力によってのみ打ち破ることができるという貴い真理を示した主席の指導があったので、朝鮮人民は国の解放を迎えることができました。まさに金日成主席は血みどろの抗日革命闘争により、搾取と抑圧を強いられていた朝鮮人民に民族再生という春をもたらした不世出の愛国者、民族の英雄です。凱旋門は銃剣で開拓した朝鮮革命の勝利の歴史を今に伝えています。

チュチェ思想塔・凱旋門管理所のチュ・ヘリョンさんのお話です。

「凱旋門は偉大な金正日総書記の発案によって建てられた時代の大記念碑です。凱旋門は金日成主席が国と人民に尽くしてなした不滅の革命的業績を長く称え、党と指導者の指導に従ってチュチェの革命偉業の達成のために励んでいる朝鮮人民の強い意志をそのまま示しています」

朝鮮の解放をもたらした金日成主席の業績を伝える凱旋門は、敬愛する最高指導者金正恩委員長の指導の下に永遠なる勝利のシンボルとして輝くでしょう。

（偉人伝）