ピョンヤンの凱旋門

平壌の凱旋門

ピョンヤンの景色の美しいモラン峰*1の麓に凱旋門があります。凱旋門は偉大な金日成主席が抗日革命闘争を勝利へと導いて国を解放し、凱旋した不滅の業績を末永く伝えるためのモニュメントです。

凱旋門は1982年4月に除幕されました。壮大な石造建築で高さ60メートル、4面の中心に四方に通じるアーチ型の門があります。国を解放した金日成主席が1945年10月14日、朝鮮人民と初の挨拶を交わし、歴史的な凱旋演説を行ったことを記念して建てられました。

偉大な金正日総書記はこの不滅の事績を末永く伝えるために1979年に凱旋門を建てることを発案しました。最初、関係者たちは総書記の気高い意図を知り尽くせませんでした。

チュチェ思想塔・凱旋門管理所のキム・ジョンニョさんの解説です。

「位置の選定だけを見ても凱旋門をピョンヤンの入り口や交通の便がよく敷地の広いところに建てるべきだと思いました。これは都市づくりで単にスケールの大きさと外観一辺倒の見地から建設した過去の古い概念を脱しないものでした。金正日総書記は凱旋門建設の目的は厳しさにおいて例を見ない抗日革命闘争を勝利へと導いて国を解放し、凱旋した金日成主席の偉大さを子々孫々末永く伝えることだと教え諭しました。そして主席が凱旋演説を行なったモラン峰のふもとにその敷地を見立てました。総書記は凱旋門の形成でも主席が成した革命業績の偉大さがリアルに表れるようにすること、凱旋門の基本のテーマが不滅の革命賛歌『金日成将軍の歌』である事、この歌をどの面にどのような書体でどれぐらいの大きさの文字で刻むかにいたるまで細やかに教えました。それだけではありません。凱旋門に刻む年代にも気を配って『1925、1945』と定め、主席の不滅の20年を象徴するようにしました」

こうして凱旋門は日帝に奪われた国を取り戻す固い誓いを胸に早くから革命の道に立ち、血みどろの革命戦争を繰り広げて国を解放したまたといない愛国者で朝鮮民族の英雄である金日成主席の不滅の革命業績が秘められた重厚な作りのものとなりました。

金正日総書記の精力的な細心の指導により､凱旋門は1982年4月､主席の生誕70周年を迎えて完成しました。

国を解放した偉大な金日成主席の業績は凱旋門とともにいついつまでも伝えられるでしょう。