再び訪ねて来る

ミリム乗馬クラブ*1は、ピョンヤン市民の中で人気のあるところの一つです。チュチェ102（2013）年10月に竣工しました。

乗馬運動と教育に必要な一切の条件と環境が整えられているミリム乗馬クラブは、常に来客で賑わっています。なかんずく、春と秋に乗馬ファンの競技が行われる時は、それこそ超満員を成します。

ミリム乗馬クラブの建設にまつわる話があります。建設が終盤で進められていたチュチェ102（2013）年10月4日の3時ごろ、敬愛する金正恩総書記が現場を訪れました。思いもよらないことで、現場の人たちは、挨拶もろくにできませんでした。

わずか数時間前、正確に言うと10月3日の深夜、建設現場を訪れて、欠点を具体的に指摘し、午前零時近くになって、建設現場を離れた総書記でした。なのに再び訪ねて来たので皆は驚かざるを得ませんでした。

総書記は、先ほど、現場に来た時、サービス施設を見て批判したが、どうしてもそのままでは眠れそうもないのでまた訪ねて来た、夜更けでも建設現場を見て必要な対策を取ってあげようと思うと言いました。

総書記は、建設現場の各所を再び見て、欠点を至急正すようにし、強力な設計チームと建設チームを工事に投入する措置を取ってから、やっと、建設現場を後にしました。その時は、東の空が白むころでした。

人民が立派なつくりのミリム乗馬クラブで乗馬運動を楽しめるその日を早めるために、総書記は、数時間後に再び訪ねて来たのでした。

このような細心な指導があって、申し分なく造られたミリム乗馬クラブでした。

（政治―為民献身）

2023.08.01の記事

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