事業所が目指すのは

事業所が目指すのは

ハムギョン南道*1ハムフン市*2にあるソンチョンガン出荷事業所*3が話題に乗っています。水産物の加工場と数千トン能力の冷凍貯蔵庫の建設、石炭ガス化による発電システムの確立と浅海養殖場造りなどなど。

注目されるのはナノ技術を応用して魚介類の副産物で効能の高い医薬品を生産していることです。これは水産物加工品の生産本位から先端製品の開発本位に発展戦略の舵を切って、数年間、粘り強く実践した結果です。

企業所では世界的なナノ科学技術のトレンドに合わせて段階別目標を立て、ひとつひとつ実践してきました。その過程にナノ技術を取り入れた10種の先端製品の開発目標を2015年まで成功裏に達成しました。

自国の地に足を据えて目は世界に向ける革新的な眼目で、今も先端製品の開発と生産を発展の死活問題と見ているここの事業所です。現在、難病の治療に特効薬といわれる薬物の開発を終盤で進めています。

事業所の支配人キム・ソンシルさんのお話です。

「事業所の従業員が目指しているのは、と言いますと、それは全ての製品を世界と張り合える競争力のある有名ブランドの製品、商品につくることです」

名だたる科学技術チームを持っている開発創造型の企業であるソンチョンガン出荷事業所、その競争力は日増しに高まるでしょう。

（今日の朝鮮）