テドン川のほとりの遊泳場

大同川のほとりの遊泳場

この頃、ピョンヤン市民の間で話題になっているムンス遊泳場*1、誰でも一度は行ってみたい、いや、行ってみては、また行きたい思いに駆られるこの遊泳場は美しいテドン川*2のほとりにあります。10万9000平方メートルの膨大な敷地を占めるムンス遊泳場には、屋外遊泳場と屋内遊泳場、体育館、ムンス機能回復院があります。

屋外と屋内の遊泳施設は想像を絶するほど多様で総合的なものです。目まいがするほど高い滑り台と子供たちが利用できる単純なものもあれば、急流のもの、緩やかなもの、また、ゴムボートに乗って滑り降りるもの、などさまざまな滑り台があります。

特に屋外に設けられた急流の滑り台は高さ20メートル、滑り降りる時の最大秒速は20メートルです。長さ430メートルの流水プール、造波プール、超音波プール、滝浴びのプールなど数多くのプールがあります。

このような遊泳施設に調和して人造の山と岩、彫刻とおもちゃ、滝、珍しい花々、それに憩いの場が彩りを添える遊泳場にはすっかり心を奪われてしまいます。屋内遊泳場には塩入、炭入、メノウ入りのサウナ、氷の部屋、酸素の部屋などユニークな治療効果のある９つのサウナとスナック、レストランもあります。

2階建ての体育館もあります。1階にはバレーボールとバスケットボール、バドミントンのコートとトランポリン、崖のぼりの施設があります。2階にはボーリングなど色々なスポーツ機材があります。

屋外にもバスケットボールとバドミントンのコート、ローラースケート場などがあります。人民のための立派な遊泳場を建てるのは偉大な金正日総書記の生前の願いでした。その願いを実現するため、敬愛する金正恩元帥はムンス遊泳場の建設を発案し、何度も現地に赴きました。

その献身の労苦によって総合的な多機能の遊泳場が生まれたのです。