テアンの事業体系

大安の事業体系

朝鮮労働党の歴史に1960年代初めに新たな社会主義経済管理システムであるテアンの事業体系が確立されたことが印されています。

当時、朝鮮で社会主義基礎建設の課題が達成された結果、共和国北半部では社会主義的経営形態の下、勤労者皆が社会主義経済の真の主人となり、人民経済各部門に社会主義経済法則が作用しました。経済規模も大きくなり、現代的な設備が整うにつれ、経済部門間のつながりも密接になりました。

ところが、人民経済に対する指導管理システムと指導方法は新たな環境に適応されずにいました。革命発展の要請を洞察した偉大な金日成主席は当時のテアン電機工場*1を現地指導し、新たな経済管理システムを確立する構想を練りました。

金日成主席はチュチェ50（1961）年12月15日、党中央委員会政治委員会拡大会議で新たな経済管理システムを確立することを協議し、翌日の12月16日、朝鮮労働党テアン電機工場委員会拡大会議でテアンの事業体系を確立する画期的な措置をとりました。

テアンの事業体系は工場、企業が党委員会の集団的指導の下、すべての経営活動を行い、政治活動を優先させ、生産者に働きかけて任された経済課題を実行し、上部が下部を責任持って援助し、経済を科学的かつ合理的に管理運営する文字通り社会主義制度にふさわしい経済管理システムです。

その後、朝鮮ではテアンの事業体系を基本とする新たな社会主義経済管理システムが確立し、社会主義経済の発展において巨歩の進歩を遂げました。