アジア女子サッカーの星

アジア女子サッカーの星

共和国の人は誰もが国際サッカー競技で朝鮮の女子サッカー代表チームのキャプテンとして活躍したリ・グムスク選手を今も思い起こしています。ゼッケン10番でした。高い肉体的能力と巧みなボールさばき、鋭い得点感覚。多くの試合でリ選手が見事なゴールを決めるシーンで観戦する人みなが拍手喝采を惜しみませんでした。縦横無尽にグラウンドを走って国の栄誉を金メダルで輝かせ、人民を大いに喜ばせたリ選手。

リ選手も今は可愛い男の子を持つ母親となりました。生まれ故郷はハムギョン南道*1ハムフン市*2。13歳の時から区域青少年スポーツ学校でサッカーをし始め、間もなく国家代表チームの選手にスカウトされて多くの国際競技で華麗なプレーを見せました。その過程に、リ選手は3回も女子ワールドカップに出場し、朝鮮が3回もアジア女子サッカー選手権を保持し、アジア競技大会の2連覇を果たすのに大いに寄与しました。

いつでしたか、国際サッカー連盟が「リ・グムスクにとって試合でゴールを決めるのが一つの業となっている」と評したように、リ選手は朝鮮チームの柱、得点の名手でした。チュチェ90（2001）年、朝鮮の代表チームが初めて優勝したアジア女子サッカー選手権大会でリ選手が決めたゴールは合計15、リ選手は大会の最高得点者賞を、2003年大会ではMVPと最高得点者賞を、そして2008年大会ではまたもや最高得点者賞を授かりました。

アジアサッカー連盟の２00７年の女子MVPであるリ選手はその年、世界名手級チームに加わり、親善競技などで主力選手として活躍しました。競技の後、名手級チームの監督は「リ・グムスクは恐ろしい選手、世界ナンバーワンだ」と評し、ある国の監督は「リ選手の技術は世界一流、ファイトまた世界のサッカー選手のモデルだ」と称えました。

このようにリ選手は現役にいるとき、粘り強い訓練を通して固めた肉体と忍耐力、優れた得点能力、強い精神力を遺憾なく発揮して世界に朝鮮の栄誉を轟かし、朝鮮人民に愛される人民スポーツマン称号の受賞者となりました。

リ選手はこう言っています。

「才能の芽を大事にし、伸ばしてくれた国の信頼と配慮があってサッカー選手としての成功の道を歩むことができました。希望と素質さえあれば誰でもサッカーの名手、スポーツ英雄に育ててくれるのがありがたい共和国です」

リ選手は今もその時の精神と気迫で女子サッカーの後進の育成に情熱の限りを尽しています。