どんな人なのかこの2月、ピョンヤンのマンスデ議事堂で、偉大な金正日国防委員長の生誕80周年に際して、朝鮮労働党の政策の実行に秀でた功労のある勤労者と軍人などへの党と国家の表彰がありました。その中には、金正恩総書記の表彰状を授かったピョンヤン火力発電所の保温建材分工場のヒョン・オクチュ分工場長もいました。 ヒョンさんは火力発電所から出る白色のフライアッシュと国内に豊かな粘土で断熱レンガを作り出しました。科学者でもなく、自分に与えられた課題でもないが、ヒョンさんは国に少しでも役立ちたい思いで、進んでこの研究に取り掛かりました。 必ず成功するという保証もなく、また家庭主婦としてはきつい仕事でしたが、ヒョンさんは諦めませんでした。古参の技術者である父と知恵を合わせ、専門家の助力を得て、ついに白色のフライアッシュによる断熱レンガの生産工程を確立し、その試作品を作り出しました。 ヒョンさんが研究した断熱レンガは、環境にやさしいと言うメリットがあり、電力工業部門ではこれを受け入れて実益を得ています。 自分が一歩退けば、それだけ国の前進が遅れると思う人、たとえ自分の創造物が小さなものであっても、国の前進に少しでも役立つなら悔いがないという美しい人生観の持ち主、まさに、ヒョン・オクチュさんのような人が国が押し立てる功労者なのです。 (今日の朝鮮) 2022.03.03の記事
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