セメントに代わる褐炭フライアッシュ

国家科学院が火力発電所の褐炭フライアッシュをリサイクル化できる新技術を開発し、生産に導入しました。

リ・ユンさんのお話です。

「研究所では褐炭フライアッシュを粉砕しないまま、建設現場でそのまま利用できる技術を開発しました。それで、発電所のダムの建設での多くのセメントの節約が可能になりました」

新しいリサイクル化の技術をダム工事の施工に活用するなら、従来より多くのセメントを節約しながら、コンクリートの強度と耐凍性を十分保障できます。また、火力発電所から出る褐炭フライアッシュを加工しないまま、施工に利用するので、省力、節電が可能になったとのことです。

施工のペースを早めながら、無用なものとされていた褐炭フライアッシュを有用な資源に変えたこの技術は、水力構造物の建設で多くの経済的実益を得ることで好評を博しています。

リ・ユンさんは続けてこう話しています。

「これから朝鮮労働党第8回大会に向けての80日間キャンペーンの間に、製鉄所の耐火物の寿命を増やし、潮力発電所の建設に使われる耐硫酸塩セメントを開発することをはじめ人民経済の主体化の実現に大いに役立つ研究の成果を出すつもりです」

（今日の朝鮮）

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