「スポーツ科学の研究者」と呼ばれるまでには

「スポーツ科学の研究者」と呼ばれるまでには

ピョンヤン料理技術大学の教員であるリ・ヒョンスクさんは、教職員の間で「スポーツ科学の研究者」と呼ばれています。

リさんが朝鮮体育大学を卒業し、ピョンヤン料理技術大学で教鞭をとったのはチュチェ105（2016）年です。教壇に立って何年しかならないリさんでしたが、スポーツ科学の研究で少なからぬ成果を収め、それを教授に取り入れました。

リ・ヒョンスクさんのお話です。

「体育科目は他の科目と少し違います。もちろん他の科目も予習と復習が必要ですが、体育は不断に磨き上げ、固める過程を必須とします。体育といえばエネルギーの消耗が多く、短時間により多くの運動量が求められますが、大学生の場合、体育レッスンだけで1種目をマスターするというのは容易ではありません。体育レッスンの短時間に学生が1つの科目に精通するには、先ずその豊かな知識が必要ではないかと思いました。それでレッスンに必要なデータを収集し、それを元に学生の認識能力を高めることにポイントを置いて研究を続けました」

リさんの研究は学生が在学中、1つ以上のスポーツ技術を身につけることに方向付けられました。毎日、授業で忙しい中にも中断することなく研究を続けました。リさんが執筆した「体育レッスンの認識の効果を高めるための教授方法」、「体育レッスン用コンテンツ」などの参考書や小論文、プログラムは学生の認識能力の向上に大いに役立ちました。

リさんは数件の科学技術の成果の登録証書と教育科学の成果の登録証書、新しい教授方法の登録証書、創意工夫の証書を授かり、全国的な教授の経験発表会でも高く評価されました。そしてチュチェ107（2018）年に学位を取得しました。

リさんのスポーツ科学の研究の成果は教授で日の目を見ています。

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