農場が伝える話

農場が伝える話

人民を天の如くみなすのは偉大な金日成主席の持論、座右の銘でした。主席は生涯、この座右の銘を信条として人民の幸福に尽くしました。

金日成主席がピョンアン南道*1オンチョン郡*2に新しくできた干拓地の平野を訪れた時のことです。主席は同行の人たちと一緒にまっすぐ現場へ向かいました。ところが、干拓地に入る道がぬかるんで先へ進むことが出来ませんでした。

車から下りた主席は先頭に立って険しい道を歩き出しました。同行の人たちが引き止めましたが、主席は、人民のための道に何もいとうことがありませんと言い、ぬかるんだ道を歩き続けながら干拓地を沃土に変える方途について話しました。

金日成主席は、晩年もオンチョン郡クムダン協同農場*3を訪れました。農場に建てられている主席の現地指導のことを記した石碑が当時のことを今に伝えています。

真夏の暑い日に訪れた主席は、新しく作った潅水設備を見ました。そして、田畑を見て天候に合わせて農作物の肥培管理を着実にする方法も教えました。その導きの下、今、クムダン協同農場は住み良い所に、社会主義にふさわしい景観が広がった所に移り変わりました。

人民のためなら雨の日、ぬかるみ道も、焼け付くような暑さもいとわず、主席は農村の現地指導を続けました。

このように金日成主席は生涯、人民を天の如くみなして全国各地を訪れ、人民の幸福をもたらしました。