美しい情緒を与える室内緑化

美しい情緒を与える室内緑化

人々の文化水準が日増しに高まっている今、よりきれいな、美しい生活環境が求められています。ピョンヤンでも様々な鉢植えを取り入れて、緑いっぱいの内部にするための多彩な室内緑化を行っているところが増えています。

リョンアクサン石鹸工場もその一つですが、この工場では職場の文化的な環境作りと明るく朗らかな生活ムード作りのための室内緑化に励んでいます。

労働者であるカン・ソルギョンさんとチョン・ソンボムさんのお話です。

「室内にこのように色々な植物を調和が取れるよう配置しますと、空気の浄化にも大分良く、またインテリアの効果も大きいと言えます。建物の内部のスペースの隅々を効果的に利用して、植物そのものの模様と自然美が生かされるよう配置しました。鉢植えを並んでおくか、または垂直に吊り下げる、そして垂れ下がったものにしたり、水耕栽培したりなど、まあ、いろいろな方法で栽培しています」
「今は冬ですから、温度も下がり、日照率も悪いですね。こんな時は、水分がさほど取れないのですから、大体、鉢植えの表の土が１センチメートルほど乾いた時、水をやりますが、植木鉢の底に水がちょっとにじみ出るぐらいなら充分です」

室内緑化は見た目にも良く、人々の心を楽しませるだけでなく、冬には室内温度を保存し、夏には涼を与えるのでその効果大です。

多くの人が植物を育てる過程に美しい情緒を育み、自分の職場への愛着を抱いています。

（文化―くらし）