稲穂の粒まで数えて見る

2020年、朝鮮の各地に集中豪雨と台風による大きな被害が出ました。敬愛する金正恩総書記は現地に出て、被災状況を直に把握して対策を講じ、復旧作業の現場も訪れました。

チュチェ109（2020）年9月11日、金正恩総書記はファンヘ北道*1ウンパ郡*2テチョン里*3の被害復旧現場を訪れました。数日続きの雨と集中豪雨によって水路の堤防が決壊し、730棟余りの平屋と600ヘクタール以上の田んぼが冠水し、179棟の住宅が倒壊するなど甚大が被害が出た地域でした。

30数日前の水害の爪痕を払拭し、整然と建てられた住宅を見た総書記はとても喜びました。この日、総書記は営農実態に格別関心を持ちました。総書記は冠水水田で作物の生育状態をつぶさに把握し、少なくない面積の田んぼで病害が発生し、水稲の生育状態が芳しくないことを心配しました。

そして、損失はあるが、春と夏を通して農場員が汗して辛うじて育てた作物をやすやすと諦めるわけには行かない、抜本的な農業技術の対策を講じて、なんとしても生育状態を持ち直すべきだと言いました。

そして、気を緩めず発奮して農作物の被害を最小化し、収穫を高めるため最後まで粘り強く努力すべきだと再三念を押しました。被災地の住民に立派な住宅を建てて上げて、盛りだくさんの食糧まで上げようと、それほど気を遣った金正恩総書記でした。

その苦労があって、農場には被害を受けた当時は期待できなかったよい作柄がもたらされました。

（政治―為民献身）

2023.07.31の記事

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