禁煙研究普及センター

禁煙研究普及センター

5月31日は世界禁煙の日です。今、禁煙は世界の流れとなっています。朝鮮民主主義人民共和国でも禁煙活動が活発に行われています。ピョンヤンにある禁煙研究普及センターで活発に行われる禁煙活動の一端を覗いてみましょう。

景色の美しいポトン川*1の岸辺にある禁煙研究普及センターは毎日、来客で賑わっています。カウンセリング室、研究室、販売室などがあり、誰でも一度来て見れば二度とタバコを吸わない決心を固めます。

カウンセリング室では喫煙がどんなに悪いかについての資料を提供しています。研究室では、喫煙及び禁煙についての国内外の資料と世界的な趨勢についての資料を収集、整理、分析しています。

ここでは喫煙が本人ばかりでなく、家庭と社会、人類に及ぼす危害をビデオや掛図などで見せ、禁煙の熱意を高めています。また、来客が禁煙の決心を実践に移すよう必要なことをアドバイスしています。

販売室では禁煙に特効のある禁煙栄養丸など色々な禁煙製品を販売しています。禁煙栄養丸は体内のニコチンをなくし、タバコの味を失わせて自ら禁煙するようにします。朝鮮の山奥に育つ珍しい薬草を原料としたもので、人体に害を与えないで免疫機能を高め、禁煙させる健康保護食品です。

禁煙栄養丸を食べ始めて1週間ほど経つとタバコの味がなくなり、食欲が出ます。また、咳や痰がなくなり、ニコチンによる目まいも消えてしまいます。

特に、最近、この禁煙健康食品が間接喫煙者の呼吸器の治療にもよいとの声も出ていると言います。好評を博している禁煙栄養丸に国家特許がおりました。人気を引いているのは禁煙栄養丸だけでありません。タバコの形に似ている禁煙キセル、ニコチン除去フィルターなどもなかなかの人気ものです。

来客の殆どがタバコを切ることを決心した各年齢の男性で、夫の悪習を直してやるために来る女性もいます。このセンターのお陰を被る人たちが日増しに増えています。

禁煙研究普及センターは、これからもクリーンな環境で文化的に暮らそうとの勤労者の要求に即し、禁煙の研究や普及活動をさらに強めるでしょう。