活発に行われる禁煙活動

活発に行われる禁煙活動

朝鮮でチュチェ94（2005）年7月、朝鮮民主主義人民共和国タバコ統制法が採択され、その実行のための禁煙研究普及所が設けられ、禁煙活動が全国範囲で行われてきました。

禁煙研究普及所は禁煙活動の拠点で、研究及び普及、禁煙製品の生産工程が揃い、各道には分所を持っています。ピョンヤンのソソン区域*1にあります。その業務は、禁煙希望者向けのカウンセリング、禁煙製品のサービス、喫煙の有害性の研究、禁煙製品および健康食品の開発研究、コンテンツやポスターを通じての宣伝などです。

禁煙栄養錠剤、サイカチのお茶、キハダの飲料を始め普及所開発の禁煙製品および健康食品は10種以上もあります。禁煙栄養錠剤は体内にたまるニコチンを除去し、喫煙ばかりか、受動喫煙による循環器、呼吸器疾病の治療にも効き目があり、需要が高まっています。

サイカチのお茶もニコチン中毒を始め各種中毒を解消するばかりか、免疫調整、疲労回復、心臓血管系疾患、肥満症などの治療にも効き目があるといいます。普及所で生産する禁煙製品および健康食品は全て国内に豊かな原料による天然の機能性製品であるため人々の注目を集めています。

今、普及所ではチュチェ109（2020）年11月4日、最高人民会議常任委員会第14期第11回総会で採択された朝鮮民主主義人民共和国禁煙法の紹介や宣伝活動を積極的に行っています。また、ネットを通じて禁煙希望者に必要な資料を迅速かつ正確に提供し、全国的なオンライン・システムの構築も進めています。

喫煙の有害性から人民の健康と生態環境を保護するための禁煙活動は国家的範囲で一層活発に展開されるでしょう。

（今日の朝鮮）