朝鮮の声郵便箱230625

「朝鮮の声」郵便箱 2023.06.25

呉英淑（オ・ヨンスク）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

姜成姫（カン・ソンヒ、カン・ソニ）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

呉英淑：はい、この1週間平壌は急に暑くなり、また6月の梅雨前線も10日ほど早められたとも言われています。

姜成姫：そうですね、すっかり雨季の陽気になりましたが皆さんの地方では同でしょうか？

呉英淑：さてこの時間は徳島県の岡本直樹さん、岡本直樹さんをご紹介しましょう。この4月、岡本直樹さんから久し振りに電子メールが届きました。久し振りといっても何と20数年振りに初めてです。そのメールの内容をお読みしましょう。

「僕は小学生の頃から海外短波放送を聴いており夜中に海外から飛んで来る電波にワクワクしながらチューニングしていたものです。中でも『朝鮮の声』放送を愛聴しておりました。受信報告書も何通も送りベリカードと共に美しい絵葉書や書籍等も同封して頂き非常に嬉しかったです。それらは現在も僕の宝物として大事に保管しています。最も嬉しかったのは貴局から『聴取者番号1-1035』を頂いた事です。〓〓〓〓〓〓〓定期的に放送は聴いていましたよ。最後に『朝鮮の声』放送の皆様、並びに人民の健康・発展を祈らせて頂き終わらせて頂きます。ではさようなら」

姜成姫：では尹昌宇（ユン・チャンウ）部長のお話を聞いてみましょう。

「岡本直樹さんが初めて『朝鮮の声』放送にダイヤルを合わせお便りをお送りになったのは1980年3月でした。初のお便りを受け取り岡本さんの聴取者番号が『1-1035』である事をお知らせしました。その後も何度と無くお便りを受けていますがね。私の記憶によりますと岡本さんから最後のお便りが届いたのが多分1999年1月だったと思います。当時岡本さんは1998年12月19日付の番組についての受信報告書をお送りになりました。今回数10年間も音信不通だった岡本さんから電子メールを受け取った時の驚きやら嬉しさやら、とにかく言葉では言い表わせないほどのものでした。つまり岡本さんは40年以上も変わる事無く『朝鮮の声』放送をお聴きになった訳ですね。今年で57歳でしょうかね」

呉英淑：20数年が過ぎた今尚、国籍も言語も異なるお二人は在りし日の事を詳しく覚えており楽しく思い起こしていますね。これは歳月が流れてもリスナーの皆さんの心の中には「朝鮮の声」放送があり、またスタッフはリスナーの皆さんを忘れずにいる事の1つの実例に過ぎません。

姜成姫：そうですね。ではその変わりの無い友情はどこから生まれるのでしょうか？　はい、お互い信頼するという事です。「朝鮮の声」放送が自主と正義を目指す世界の進歩的人々の心を代弁すると信じているので「朝鮮の声」放送の聴取が生活の欠かせない1つの工程になっているでしょうし、その日々に胸に秘めた友情を大事にしているのだと思います。

呉英淑：リスナーの皆さんが「朝鮮の声」を常に待っているだろうと信じたので、スタッフもリスナーの皆さんの明るいお顔を描き出し努力を惜しまずにいるのです。

姜成姫：熱い信頼に根差した友情は永遠に変わらないものです。その信頼によってこれからも「朝鮮の声」放送とリスナーの皆さんとの友情は一層深まるでしょう。

呉英淑：では今日はこの辺で。リスナーの皆さん、次のこの時間をお待ち下さい。

（「朝鮮の声」郵便箱）