新しく設置した時計

新しく設置した時計

共和国の至る所に、人民が享受する文化生活施設がつくられています。その一つのマシク峰スキー場*1は、冬ともなりますと、大勢の来客で賑わっています。

ここは標高が高く、朝鮮東海岸地区の海洋性気候の影響を受けて、年間降水量がとても多い地域です。総敷地面積が1400ヘクタール以上のスキー場には10個のコースがあります。

スタートの頂点から谷間のゴール地点までの垂直高低差は数百メートルもあります。また、ホテルとサービス及び宿泊施設を含む規模の大きい建物の延べ建築面積は5万平方メートル以上で、30数棟の付属建物と40余りの各種施設があります。

スキー場はチュチェ103（2014）年の新年を迎えて、前日の大晦日にオープンしました。人民の潤いのある文化生活のため心血を注ぐ敬愛する金正恩総書記の献身の足跡は、マシク峰スキー場に無数に印されています。スキー場がオープンした後も、総書記の人民愛は続きました。

チュチェ104（2015）年10月、金正恩総書記はマシク峰スキー場を再び現地指導しました。スキー場の各所を見て、総書記は同行した幹部たちに、マシク峰スキー場の建物の外壁に時計を設置するようにと言いました。スキー場の建物と憩いの場所には、既に数ヵ所に時計が設置されていました。

首をかしげている幹部たちに、総書記は、スキーの途中、スキー服を着て手袋をはめた状態で腕時計を見るのは不便であろう、だから、建物だけでなく、ゲレンデの一定の区間にも時計を設置しなければならない、と言いました。

スキーを滑らす途中、ちょっと腕時計を見るのは、不便でない「不便」でした。けれど、人民の楽しい憩いの時間には少しの不便もあってはならない、と言うのが総書記の意図でした。

こうして、マシク峰スキー場の建物とゲレンデの各所には色とりどりの時計が新しく設置されました。

（政治―為民献身）