人民が実益を得るように

人民が実益を得るように

川と湖の多い朝鮮では移動式生簀の養殖が大々的に行われています。

移動式生簀の養殖は、合成繊維で作った生簀を川と湖、海に設置し、高い密度で入れた魚を自然の飼料や人工飼料で育てる集約型の養殖です。簡単でありながら、機動的で産量が高く、水域の適応性が広いこの移動式生簀の養殖は、その将来性が認められています。

チュチェ104（2015）年11月17日、敬愛する金正恩総書記はテドン川に新しく設置された移動式生簀の養殖場を訪れました。金正恩総書記は養殖場があっさりして見栄えがする、テドン川とよくマッチする、日増しに変貌を遂げるピョンヤン市を飾る美しい風景だと言ってとても喜びました。そして世界のトレンドとなっている移動式生簀の養殖を極力奨励すべきだと言いました。

養殖場を見た総書記は、養殖を広く行うなら人民により多くの魚を供給できる、生簀の養殖だけでも多くの魚を生産できると言いました。また、生簀の養殖を奨励し、大々的に行って魚を量産すべきだ、噂に上るより実益を得るのが肝心だと強調しました。

この日、金正恩総書記が再三頼んだのは、人民が実益を得るように、ということでした。

（政治―為民献身）