人民から授けられた大元帥の称号

人民から授けられた大元帥の称号

カン・ソンヒ（カン・ソニ）：偉大な金日成主席は朝鮮人民が5千年の歴史で初めて迎えた民族の太陽でした。主席が誕生した20世紀前半、朝鮮人民は日本帝国主義の植民地支配下で国無き民の運命を強いられました。5千年の悠久な歴史と民族文化が光を失い朝鮮の言葉と文字、苗字と名前まで抹殺され朝鮮という国が丸ごと死滅する危機に瀕していました。

このような時、金日成主席は国と民族の運命を一身に担って革命の道に出で立ち自主独立の旗の下に日本帝国主義との全面戦争を宣言しました。国家的後方や正規軍の支援も無しに完全武装した日本帝国主義に立ち向かって勝利出来ると思った人は殆どいませんでした。しかし主席は20年間の抗日革命闘争を勝利へと導いて祖国解放の歴史的偉業を成し遂げました。

解放後、主席は革命武力を正規軍に発展させ1950年代の祖国解放戦争を勝利へと導きました。『小銃と原子爆弾の対決』ともいえる3年間の戦争の全期間を通して主席は主体的な立場に立って朝鮮の地形と現代戦の特性に合う独創的な戦法を編み出し、人民軍と人民を戦争勝利へと立ち上がらせ世界最強を豪語するアメリカを撃ち砕きました。

その後主席は『一当百』のスローガンを示し人民軍を政治思想・軍事技術の面でしっかり準備した必勝不敗の革命強兵に育てました。また敵対勢力の執拗な戦争挑発策動に対応して経済建設と国防建設の併進路線を示し、強力な自立的国防工業を建設する為の闘いを精力的に導きました。主席の導きの下に朝鮮人民軍は強力な攻撃手段と防御手段を兼ね備えた現代的な正規軍・無敵必勝の強兵に名を馳せました。

古今東西のどの偉人も比肩出来ない天才的な知略と卓越した用兵術、無比の胆力で強大な日米の両帝国主義を撃ち砕いて国と人民の運命を救い固く守り抜いた金日成主席。

国と人民に不滅の業績を成した主席に朝鮮人民はチュチェ81年（1992）4月13日、朝鮮民主主義人民共和国大元帥の称号を授けました。