世界に先んずる夢と理想を持って

世界に先んずる夢と理想を持って

今、世界は太陽光と風力など自然エネルギーをより多く利用する方向へと進んでいます。それは、化石燃料の使用が生態環境の汚染を起こして、人間の生存と活動に大きな影響を及ぼし、また、化石燃料が次第に枯渇していくためです。

朝鮮でも自然エネルギーを積極的に開発、利用するための取り組みが進められています。地熱による冷暖房の保障、太陽熱と水力、風力による電力の生産を大々的に行って、大きな実益を得ています。

朝鮮では、2014年に自然エネルギーの開発を専門に担当する研究所が設立されました。

チュチェ103（2014）年1月のある日、国家科学院を訪れた敬愛する金正恩総書記は、環境汚染がなく、生態環境を破壊しないエネルギー資源を積極的に開発、利用するための研究所を設けることにふれました。そして、新しい研究所を建設する上での懸案も一つ一つ解決してやりました。それで、半年余りの間に、研究所が立派に建てられました。

その年の10月13日、金正恩総書記は、新築された国家科学院の自然エネルギー研究所を訪れました。自然エネルギーを積極的に開発する遠大な志を持って、専門の研究所を設けるようにし、新しい研究所も手間をかけて建ててやり、直々現地にまで赴いた総書記でした。

この日、総書記は、自然エネルギー技術の開発で、わが科学者は初心者だと言い、自然エネルギーの開発と利用に力を入れるよう、関係者たちが援助することを頼み、研究の方向付けもしました。そして、科学研究は夢と理想を持ってすべきだと言いました。

朝鮮の科学者が夢と理想を持って世界に先んずることを望む気高い意志が込められている言葉でした。

（政治―為民献身）