世界が仰ぐ青年強国

世界が仰ぐ青年強国

「朝鮮の青年の威厳と気概は最高だ」、「指導者を心から信じて慕う青年の大部隊がいて、朝鮮は常に必勝不敗」、「目で見たのは火であったが、心に感じたのは青年強国の必勝不敗の威力」。

これは昨年9月、朝鮮民主主義人民共和国創建70周年を祝って行われた朝鮮の青年の松明夜会を見て、訪朝客が上げた驚嘆の声です。振り返ってみますと、朝鮮革命の長い歴史には朝鮮の青年の輝かしい偉勲が歴々と刻まれています。

朝鮮には敵のトーチカを胸で塞いだ英雄が20数人もいます。抗日武装闘争の時のキム・ジン*1、1950年代の祖国解放戦争の時のリ・スボク*2、キム・チャンゴル、キム・ソンジンなどが胸で敵のトーチカを塞いで部隊の突撃路を開きました。当時、その人たちは20歳前後の青年でした。

砲煙弾雨の戦場だけではありません。過ぎ去った革命の各年代ごとに朝鮮の青年は青春の英知と勇猛を馳せてきました。最小限にして6年はかかると言ったイチョンからセポまでの鉄道工事を1年にもならない短い間に完成、北国の酷寒のなかで20年はかかるとされていた北部鉄道工事を5年間で完成、1990年代の苦難の行軍のとき、数十キロメートルの青年英雄道路を完工。

朝鮮の青年運動の歴史が凝縮されている青年運動事績館を見たベネズエラ共産主義青年中央理事会のガブリエル・アギレ国際関係書記はこう語りました。

「私は青年が抗日武装闘争から祖国解放戦争と社会主義建設を目指す闘いにいたるまでの朝鮮人民の各段階の闘いで主力となったことに驚きました。青年がその役割を果たせるよう導いた朝鮮労働党と金日成主席、金正日総書記、金正恩委員長の業績は実にすばらしいものです」

青年を朝鮮労働党の後続隊、斥候、両翼部隊に押し立てる敬愛する最高指導者金正恩委員長の指導の下に今、朝鮮の青年運動はその発展の最盛期を迎えています。

英雄青年の神話の創造者！

これは偉大な金正恩時代の青年に朝鮮労働党が与えた貴い呼び名です。

チュチェ104（2015）年10月3日、ペクトゥ山英雄青年発電所の竣工式が盛大に行われました。ペクトゥ山英雄青年建設チームの人たちは、氷点下30度から40度を記録する酷寒のなかで10年間の作業量に匹敵する膨大な工事量を120数日間にやり遂げ、ペクトゥ山英雄青年発電所を立派に建てました。これはまた1つの建設の神話となり、世界をあっと言わせました。

ペクトゥ山英雄青年発電所の雄姿から世界は朝鮮の青年の英雄的偉勲だけでなく、立ちはだかる困難を果敢に乗り切る強い攻撃の精神、百回倒れれば百回立ち直ってあくまで闘う屈強な闘争の精神であるペクトゥの革命精神を体質化した青年の大軍の姿を見ました。

ペクトゥの革命精神は英雄青年の神話を生み出した思想と精神の源であり、かけがえのない青年強国の富です。それで、今、世界の多くの青年が朝鮮の青年の精神を見習うため、ペクトゥ山に登り、そこで朝鮮の青年運動の明るい未来を描きだしているのです。

ロシア連邦レーニン共産主義青年同盟のアルチョム・サムソノフさんとエフゲニー・リャシェンコさん、イワン・ウォロビヨフさんはこう話しました。

「本当にペクトゥ山にはいつも烈風が吹き荒れています」
「私たちは朝鮮の強い気概が宿る厳かで壮大な聖なる山の姿を見ました」
「ペクトゥの革命精神は青年を革命偉業へと呼び起こす精神です」

春にも行こうよ冬にも行こうよ
ペクトゥ山ペクトゥ山　心の古里
嵐にうちかつ不屈の意志
革命精神　鍛えるところ
行こうよ行こうよペクトゥ山に行こうよ
われら呼んでるペクトゥ山に行こうよ

金正恩委員長の導きの下に前進する青年の力強い歩みと共に、朝鮮は世界が羨む社会主義強国を必ず建てるでしょう。

（世界と朝鮮）