一つの製品を作るときも
製品の多様化とクオリティーアップで成果を収めているウォンサン・シューズ工場です。工場では、専門家本位でなく、生産者大衆が加わるデザインの懸賞募集を定期的に行い、当選されたデザインを生産に極力、導入しています。
技術者だけでなく、一般の労働者もクオリティーアップと品種拡大に役立つデザインを多く出していますが、これは誰もが競争にわれ先と踏み切る重要な契機となっています。
工場の技術者と従業員は英知を出し合って上半期だけでも、メイン品種8種、拡大品種63種を開発し、新たな靴底の型と靴型を製作して生産に利用しています。その過程に数十台の編み機と複写装置、単能プリンターなどの設備が新しく製作され、工場の物質・技術的土台がいっそう固められました。
今、工場では新技術の導入によるコストダウンをはかり、同時に産量も増やしています。
一つ一つの製品をそのまま人民が利用する。
清らかな思いで生産に励むウォンサン・シューズ工場の従業員です。
(経済―工業)
2023.11.13の記事