ペクトゥ山の白雪に残した足跡

ペクトゥ山の白雪に残した足跡

白雪を戴くペクトゥ山*1を遠くから眺めれば壮大な雪の山らしく、また、山の頂上から銀世界の山河を見下ろせばペクトゥ山はまるで雪の海に浮かぶ大きな船のようである。

ペクトゥ山の標高は2750メートルである。ペクトゥ山は朝鮮のシンボルで、悠久な年月を経てこの国をしっかり支える山岳の荘厳さを増す千里樹海の雪はペクトゥ山のシンボルである。

ペクトゥ山の不退転の意志で折り重なる万難を単身乗り切り、共和国の偉大な国威を世界に轟かせ、革命発展の一大跳躍期を開いて行くペクトゥの名将である金正恩総書記！

ペクトゥ山の雪を胸にしまい、革命の命脈で底知れない愛国の熱源であるペクトゥの革命戦跡地を巡る総書記の気高い足跡を朝鮮人民は胸熱く思い起こしている。

3年前のチュチェ108（2019）年12月の初め、金正恩総書記は革命の指揮メンバーと共にペクトゥ山の戦跡地を巡った。この日、軍馬に跨ってペクトゥの大地を疾走し、深い雪の道を掻き分け、焚き火に体を温めたりして総書記は、ありとあらゆる困難と試練に耐え抜いた抗日革命闘争の気高い歴史を振り返った。

総書記は戦跡地に残されている偉大な金日成主席の聖なる足跡と抗日革命家の高貴な魂を胸に刻み、チョンボン宿営地、コンチャン宿営地、リミョンス区、ムドゥ峰*2とカンベク山、テガク峰*3の秘密のベースキャンプなどのペクトゥ山の革命戦跡地を見て回った。

総書記は、ペクトゥの大地は革命伝統の教育で重要な意義を持つ革命の富いっぱいの大露天革命博物館も同じだ、ペクトゥの大地の一本の木、一株の草にも国を取り戻すため血を流して戦った抗日革命の先達の魂が宿っているようだ、と言った。

そして、ペクトゥに根を下ろした栄えある革命伝統を永遠に守り、継承・発展させて、その偉大な伝統に基づく不屈の攻撃思想で革命の難局を打開し、開拓路を開くのがわが党の変わりのない決心で意志だと言った。

ペクトゥの名将の気高い意志を胸に、国中の人民がペクトゥの行軍路を歩み続けている。

ペクトゥの白雪に残した金正恩総書記の不滅の足跡は、チュチェの革命偉業をペクトゥの革命伝統を命脈にしてあくまで完成する党中央の揺るぎない意志を見せている。

（政治―為民献身）

• 2019.12.03 敬愛する最高指導者金正恩委員長がペクトゥ山地区の革命戦跡地を巡りました