ピョンヤンの病院村が伝える話

ピョンヤンの病院村は風光に恵まれたテドン川の辺のムンス地区にあります。赤ちゃんの出生から子供、女性を始め各階層の人の治療を専門別に扱う各病院が集まっています。

人民の健康増進に深い関心を寄せる敬愛する金正恩総書記の心血と労苦のなかで、わずか数年の間に病院村としての面貌が完全に整いました。ピョンヤン産院などいくつかの病院しかなかったこの地区に、2013年だけでも小児病院、歯科病院、リハビリセンターが立て続けに建てられました。

かねてからここに現代的な病院を建てる構想を暖めていた金正恩総書記はその年の1月、完工を控えたテソンサン総合病院を訪れ、小児病院と歯科病院、リハビリセンターの建設について言いました。テソンサン総合病院は、総書記が数回も現地に出て、工事の方向と方途を具体的に教え、立派に建設するよう格別の関心を向けた病院でした。

保健省のハン・ユンソン局長はこう話します。

「2013年1月、テソンサン総合病院を訪れた金正恩総書記が長時間にかけて、建設の捗り具合を具体的に把握して念を押したことがありました。それは、テソンサン総合病院の建設から得たいい経験を同年、ピョンヤン市の中心に建設する小児病院と歯科病院、リハビリセンターの建設に極力取り入れて、どこに出しても非の打ち所がないよう、立派に建設すべきということ、そして、この建設が人民の健康増進のための重要なことであるだけに、関係部門で今から、段取りをきちんとすべきということでした」

総書記は小児病院と歯科病院、リハビリセンターの建設を精力的に導きました。チュチェ102（2013）年7月16日には、小児病院と歯科病院の建設現場を訪ねて、工事をしっかり行なうと共に、各病院を現代的に作り、運営の準備も着実に行なうべきだとし、必要な措置を講じました。

こうして、10月にはオクリュ小児病院とリュギョン歯科病院が、12月にはムンス・リハビリセンターが開院の運びとなりました。