10代に抱いた大志

10代に抱いた大志

偉大な金日成主席が成長していた時は、朝鮮人民が日本帝国主義者に国を奪われ、植民地奴隷に成り下がった民族受難の最も暗澹たる時期でした。

金日成主席は真面目に働いても常に貧困にあえぐ一家の生活と、惨めに踏みにじられる人民の姿から、国を奪われた民族の悲しみと苦痛を骨身にしみて感じました。そして日本帝国主義者と勇敢に戦う朝鮮人民と、日本の軍隊と警官の殺人行為から、反日抵抗の精神を育みました。

主席は朝鮮に生まれた男児なら朝鮮をよく知るべきだと言った父の言葉を肝に銘じて学習に熱中し、革命の大志を抱きました。

主席に革命の大志を植え付け、朝鮮の独立のために闘っていた父が日本の警官に逮捕されました。そのことを聞いた主席は、チュチェ14（1925）年1月22日、故郷のマンギョンデ*1を後にしました。

北部の国境地帯を流れるアムノク川川*2を渡る時、主席は、朝鮮が独立しなければ再び帰ってはくるまい、と固く決心しました。これは国と民族の運命を一身に担い、国と民族の前に立てた厳かな誓いでした。

その後、チュチェ15（1926）年10月17日、主席は日本帝国主義者を打ち倒し、国の解放と独立を達成することを当面の課題とした打倒帝国主義同盟を結成しました。

そしてチュチェ19（1930）年7月3日には初の党組織を、7月6日には朝鮮革命軍を結成しました。

このように金日成主席は10代にして国を取り戻す大志を抱き、革命の道に立った不世出の愛国者、偉大な革命家でした。

（フィーチャー）