若さ溢れる意気込みで国の自立的経済の土台を固める上で、金属工業はとても重要な位置を占めています。金属工業の発展を科学技術で力強く促している科学者の中には、金日成総合大学先端技術開発院生物産業研究所の青年たちもいます。 ここの研究グループは20代、30代の青年が勢ぞろいしています。国の金属工業の発展に役立つ科学技術の成果を収めて、今年行われた第36回全国科学技術祭典で優勝しました。 生物工学を専門とする研究所の青年たちが金属工業の発展で肝心要の問題の解決に乗り出して、実質的な研究の成果を収めるだろうと考えた人はわずか数人しかいませんでした。不要だった低品位のマンガン土から鉄の生産に切実に必要なマンガン精鋼を取り出す目標を立てて、研究に取り掛かりました。 マンガン精鋼の生産についての多くの技術データを研究・分析し、実情に応じた合理的な方途を見つけるため苦心しました。その過程に、低品位のマンガン土と硫化鉱物から品位の高いマンガン精鋼を得られる方法を考え出しました。 数百回にわたる小規模なマンガン精鋼の生産の実験を通じて、工業化に必要な指標を一つ一つ確証しました。難問を解決していく中、ついに低品位のマンガン土から品位の高いマンガン精鋼を多量生産できる技術の確立に成功しました。 その新技術を鉄の生産現場に導入した結果、経済的実益が極めて大きいことが確証されました。 研究者のリ・ウンソンさんのお話です。
富み栄える国づくりに勤しむ青年科学者という誇りを胸に、科学の先端を目指す人一倍の努力は立派な実を結ぶでしょう。 (フィーチャー 輝く青春) 2023.08.27の記事
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