盛り上がる大衆上げての防疫ムード

盛り上がる大衆上げての防疫ムード

各地の機関、企業で悪性ウイルスの流入を防ぐための非常防疫がより強度を持って行われています。

ピョンヤンのソソン区域*1人民病院の医療従事者は、防疫学の要求を厳格に守っています。特に、来院患者が手の消毒と手洗いなど防疫規定を遵守するようにしています。

ソソン区域人民病院のリ・ソンミ院長は語ります。

「季節の変わり目ということで、多くの国で一日の感染者の数が連日、最高水準を記録しています。これは、季節が変わり、気温が下がるほど、ウイルスがさらに拡散すると言うことを示しています」

医療従事者は防疫担当者とともに、受け持った機関、企業と住民世帯で換気と消毒を頻繁に行い、クリーンな環境を保つよう働きかけています。そして、水を沸かして飲み、野生動物と家畜との接触の危険性について知らせています。

対外建設局のキム・チルソン課長のお話です。

「今、私たちが一瞬でも気を許すなら、この悪性ウイルスがいつ私たちに襲い掛かるか誰もわかりません」

ここでは人員の移動が激しい職場の特性に合わせて、防疫上の分担を綿密にしています。とりわけ現場で防疫規定を守るよう格別な注意を向けています。

ナンポ出荷卸売り所のチョン・ミョンオク所長は語ります。

「今の防疫活動は大戦も同じで、私たち自身のためのことです。私たちは職場の特性に合わせて従業員はもちろん、外来者の体温測定を規定どおりに正しく行っています。そして、平方あたり消毒責任制を実施し、倉庫とオフィスの外と中、商品と運輸機材の消毒を規定どおりに正確に、責任もって行っています」

朝鮮では、非常防疫で少しの空間と忌まわしい点も無いよう、具体的にチェックして対策を取る大衆上げての防疫ムードをいっそう盛り上げています。

（今日の朝鮮）