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「朝鮮の声」郵便箱 2018.07.10
深まるばかりのリスナーとの友情呉英淑：朝鮮の声放送へようこそ。 崔鐘日：朝鮮の声放送へようこそ。 呉英淑：この7月10日で、「朝鮮の声」日本語放送が68歳、つまり放送開始68周年になるというわけですが。 崔鐘日：ええ、そうですね。「朝鮮の声」日本語放送開始68周年という事で、スタッフと席を共にしました。 呉英淑：スタッフの皆が一同に会してから、もう1年が経ちました。 崔鐘日：ええ、まったくですね。それでですね、この意義深い日を迎えて、まず日本語放送の尹昌宇部長からご挨拶があります。部長、スタッフを代表して一言どうぞ。 尹昌宇：ありがとうございます。朝鮮の声放送のリスナーの皆さんと番組作りに精魂を傾けているスタッフの皆さんに、改めて御礼を申し上げます。「朝鮮の声」放送と朝鮮人民へのリスナーの皆さんの信頼度は、今年一層高まりました。それで「深まるばかりのリスナーとの友情」というテーマで話し合っては、と思いますが？ 一同：はい、そうしましょう。 呉英淑：ここに、キム・ジハンさんがおいでになりましたが、キムさんは今年初めから書簡の業務に携わっています。キムさん、とてもお疲れでしょうね？ キム・ジハン：はい、書簡係のキム・ジハンです。年初めからお手紙が殺到するので、てんてこ舞いしました。疲れる時も多々ありましたが、でも自分の仕事に誇りを感じています。今年1月下旬から6月まで届いたお手紙の数は、昨年と一昨年に比べれば倍以上になりますからね。 崔鐘日：ええ！ そんなに沢山届いたのですか？ キム・ジハン：はい、5月は昨年同期に比べ、ほぼ3倍にもなりました。 崔鐘日：すごいですね！ キム・ジハン：それでいつにも増して忙しかったのですが、お手紙の内容がとても感動的なので、疲れも忘れて返信を「朝鮮の声」の郵便箱に入れました。頑張った甲斐がありました。お手紙もどんどん増えるし、その過程に仕事の大切さも覚えるようになりました。自分のやっている事に誇りを感じています。 呉英淑：それが何よりですね。ではリスナーの皆さんからのお手紙を通して、私達がやっている事の大切さ、仕事の誇りを探ってみる事にしましょう。 一同：そうしましょう。 シン・ヨンイル：アナウンサーのシン・ヨンイルです。この4月、群馬県のすずきよしかずさん、すずきよしかずさんから次のような内容のお手紙が届きましたが、お読みしましょう。「3月25日から28日にかけて行われた金正恩委員長の中華人民共和国訪問は、非公式の形ではありましたが朝中両国の関係強化に大きく寄与した訪問で、公式訪問以上の成果の得られた訪問であったと思います。ニュースは短波放送の一番の楽しみであり、60年も聞き続けているのは、この魅力に惹き付けられているからです。これから行われるであろう北と南の首脳会談や、朝米首脳会談の報道についても期待しています」 カン・ソンヒ：朝鮮の新しい情報が生活の一番の楽しみでこの上ない魅力なので、幼年時代から黄昏の今まで毎日放送を聞き続けているという、すずきよしかずさんのお言葉を通して、リスナーの皆さんの生き方について更に良く分かるような気がします。また「朝鮮の声」放送から伝えられる情報が、リスナーの皆さんの生活に活力を与えているという事にも気が付くようです。 男性：すずきよしかずさんだけではありません。30年、40年以上も放送と親交を深めておられる広島県のみやけひでみつさん、神奈川県のかわせかずひささん、山口県のいざおとみおさん、東京都のこむろじゅんさん、大阪府のやまもりけんじさん、にしだけんじさん、やまざきしのぶさん、神奈川県のきたむらただおさんといしぐろたかしさんをはじめ、多くのリスナーの皆さんから送られたお手紙の内容が、それを良く物語っています。 シン・ヨンイル：小学校に通う前から30年余りの間、毎日のように放送を聞き続けておられるほしのあきらさんから5月27日付のお手紙が届きましたが、読んでみましょう。「敬愛する金正恩元帥の新年の辞に始まって、統一への機運、平和への機運が高まっています。放送委員会へのお便りも増えているのでしょう。今、中国北京です。朝鮮料理店へも行きました」 カン・ソンヒ：このような内容のお手紙が5月12日にも届きましたので、続けてお読みしましょう。「今年に入って朝鮮半島を巡る動きが早く、『統一に向けて今度こそ』という機運が高まっております。敬愛する金正恩元帥の新年の辞を発端に北と南で接触・会談が始まり、平昌冬季五輪では女子アイスホッケーで共同チームを結成、北からの応援団・芸術団が現地を訪れ五輪成功に寄与しました。一方、敬愛する金正恩元帥は板門店で南朝鮮の文在寅大統領と会談、歴史的な板門店宣言を発表しました。そして中国への2度の訪問で中国の習近平主席と東アジアの平和に向けて会談、朝中友好が大きく花咲いています」 呉英淑：そのお手紙を読んで、シンさんが興奮していた事が思い出されます。その日はいつにも増して沢山のお手紙が届きましたが、部長はじめスタッフの皆が感動の面持ちでしたね。 カン・ソンヒ：はい、その通りです。リスナーの皆さんからのお手紙が例年より何倍も増えたのは、金正恩委員長の今年の新年の辞に始まった朝鮮半島での相次ぐ歴史的で、劇的な出来事からのものだと思います。それだけリスナーの皆さんの喜びも増した事でしょう。 シン・ヨンイル：はい、御尤もです。平昌五輪への積極的な呼応と強力、共同チームの出場、新たな経済戦略提示、核実験場の廃棄、2回に亘る朝鮮の北と南の首脳対面と会談、3回に及ぶ朝中首脳対面と会談、世紀を継いで深まった朝米敵対関係を朝米協力関係に変えたシンガポールでの朝米首脳対面と会談等々。このような特大の出来事によって世界の視線と関心が朝鮮に向けられ、世界が沸き返り歓声を上げているのです。 崔鐘日：当然の事ですね。このような劇的で電撃的且つ歴史的な出来事に接したリスナーの皆さんは、世界の平和と安全、繁栄の新時代を迎えるという喜びに溢れています。 一同：そうです。 崔鐘日：それでリスナーの皆さんは、このような転換の時代をもたらした敬愛する最高指導者金正恩委員長への、深い敬慕の念を表しているのです。 シン・ヨンイル：東京都のますだゆうきさん、ますだゆうきさんは、「敬愛する金正恩元帥は今年に入ってから、南朝鮮、アメリカ、中国を相手に大きな外交的成果を収めています。いずれにしても今年もまた朝鮮にとっては大きな前進の一年になる事は、はっきりしています」とお書きになりました。 呉英淑：おかだしんやさんは、「敬愛する金正恩元帥は朝鮮労働党総会で行った報告で『わずか数ヶ月前までは想像も出来なかった出来事が相次いでいる驚くべき現実は、朝鮮労働党の併進路線の結実だ』と強調しました。北と南の関係で収められている成果は、元帥の大決断と熱い同胞愛によってもたらされた民族史に輝く出来事だと言えます」とお書きになりました。 崔鐘日：ええ、その通りです。今年の相次ぐ出来事は金正恩委員長の大決断と熱い同胞愛、秀でた智略と外交の手腕によるものです。 一同：そうです。 呉英淑：北と南の首脳対面と会談のニュースに接したリスナーの皆さんから送られた御祝いのメッセージに接してスタッフの皆は、世界で一番優れた偉人を指導者と仰ぐ誇りで一杯になりました。 シン・ヨンイル：神奈川県のみやたいっせいさんからは、こんな内容のお手紙が届きました。本当に感動的な内容でしたが、お読みしましょう。「敬愛する最高指導者金正恩委員長の卓越した政治の手腕と祖国愛、民族愛が、この度の首脳会談を成功裏に導いたと思いました。朝鮮半島の平和と民族の自主化は今後も前進を続けるでしょう」 カン・ソンヒ：滋賀県のよしはらひでとしさん、よしはらひでとしさんの気持ちも同じだと思います。よしはらさんは4月末に送ったお手紙に、「ノーベル平和賞級の歴史的会談以降、朝鮮半島の情勢は急速に好転しているように思われます。今後、朝米首脳会談で更に好転し、様々な事が改善されて行く事を期待いたします」とお書きになりました。 シン・ヨンイル：山口県のいざおとみおさんは、「北と南の首脳対面と会談は予想外の事であった。これは敬愛する最高指導者金正恩委員長の見事な外交的勝利だ」とお書きになりました。 カン・ソンヒ：群馬県のすずきよしかずさん、すずきよしかずさんは、「朝鮮半島に恒久平和が訪れるのも時間の問題である。このように好ましい情勢がつくられたのは朝鮮労働党の金正恩委員長の決断のおかげである。日々目まぐるしく変わる状況なので興奮を禁じ得ない」とお書きになりました。 呉英淑：金正恩委員長の中国訪問のニュースは、世界をあっと言わせました。福島県のささきあきひこさん、ささきあきひこさんは「朝鮮の声」放送のニュースに接したその場でお手紙に、「金正恩委員長の中華人民共和国訪問のニュースは、日本でも大きく報じられました。歴史的な訪問と私も思います。朝鮮民主主義人民共和国と中華人民共和国だけではなく、世界的意味のある歴史的出来事だと思います。日本では報道されていない訪問内容を詳しく説明されており、とても興味深く拝聴しました」とお書きになりました。 カン・ソンヒ：新潟県のいしぐろたかしさん、いしぐろたかしさんは3月30日付のお手紙に、「金正恩委員長と中国の習近平主席のニュースが大きく報道されています。金正恩委員長の非公式訪問は素晴らしく、成功と思えます。私個人として朝鮮と中国の友好、発展、成功を期待しています」とお書きになりました。 崔鐘日：リスナーの皆さんの感動振りをここで全部言い表す事は出来ませんね。とにかく朝鮮で発信された劇的なニュースは、ニューフェイスも多く増やしました。岐阜県のこまたひろたかさん、神奈川県のおつべゆたかさん、東京都のすずきこうじさん、大阪府のてらもとけんいちさん、神奈川県のみやたいっせいさん、愛知県のむらおかたくまさんをはじめ多くのリスナーの皆さんから初のお便りが届きましたが、皆さんは「一度でも訪朝して偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記の銅像とマスゲーム、チュチェ思想塔等を見たい」、「『朝鮮の声』放送を聞いて多くの事を学びたい」と、その思いを書いておられました。 カン・ソンヒ：また岐阜県のはばひろきさん、はばひろきさんはお手紙に、「久しぶりの受信報告書になります。約40年振りです。今回報告書を出したかったのは歴史的な出来事が実現したからです。もちろん金正恩朝鮮労働党委員長と習近平国家主席の首脳会談です。朝鮮民主主義人民共和国と日本が友好的な関係である事を願います」とお書きになりました。 シン・ヨンイル：その間、御無沙汰しておられた神戸市のなかやまこうじさん、なかやまこうじさんはお手紙に、「今日も楽しく『朝鮮の声』放送を拝聴させて頂きました。南北に分断された2つの国が平和的な統一に向けて歩み始めています。この喜ばしいニュースが世界中に配信され、朝鮮半島の平和と国際協調を歓迎する声が日本国内のみならず、世界中で高まって来ています。南北両国間の和解と団結によって朝鮮半島に平和をもたらし、統一による繁栄と更なる喜びが近い将来訪れる事を心から願っています」とお書きになりました。 呉英淑：朝鮮から発信するこれ等のニュースは、リスナーの皆さんに美しい夢と未来を与えましたね。 崔鐘日：はい。リスナーの皆さんは、「敬愛する最高指導者金正恩委員長の外交智略が、朝鮮半島とアジアはもちろん世界に平和と安定をもたらすだろう。これは人類の夢で理想だ」と、その感動を披瀝していました。 カン・ソンヒ：東京都のますだゆうきさん、ますだゆうきさんはお手紙に「今年、朝鮮の大きな躍進が人類に希望を与えた。これからも朝鮮の歌を聞きながら朝鮮人民の偉大な前進を励ます一方、自分も一層頑張るつもりだ」とお書きになり、ほしのあきらさんは「これから朝鮮の統一運動で大きな進展が成されれば、朝日関係も改善されるでしょう。その日、放送スタッフに会って共に食事を取りながら、今まで交わる事の出来なかった懐旧の情を分かち合いたいです」とお書きになりました。 シン・ヨンイル：ほしのあきらさんは4月8日、東京で行われた「朝鮮観光マニアの会」の事をお知らせになりました。これは朝日友好を望み、観光を通じて平和を望む人達の会ですが、ここで25回も訪朝なさった方、高等学校3年頃訪朝なさった方々の発言があったと言います。会場は、敬愛する最高指導者金正恩委員長の導きの下に発展する共和国を訪問したい参加者の熱気で沸き返り、また9月に共和国創建70周年記念行事が行われる平壌を訪れる訪問団も発足したとの事です。 呉英淑：これは朝鮮に馳せる日本の人々の熱い思い、リスナーの皆さんが美しい夢を叶える為頑張り続けるとの、決意の表れだと言えます。 一同：御尤もです。 崔鐘日：このような美しい理想と夢を抱いて放送を熱心にお聞きになっているリスナーの皆さんは、「朝鮮の声」放送の自慢です。 一同：御尤もです。 シン・ヨンイル：このような友人の皆さんがいて「朝鮮の声」放送が一層力を増しているという事を、アナウンサーになったばかりの私も確信していますし、またそこから大いに力付けられているのです。 崔鐘日：この頃書簡係にリスナーの皆さんの期待が込められたお手紙が沢山届いているそうですが？ キム・ジハン：はい、そうです。私は明るい未来を開く朝鮮の情報を世界にもっと多く伝える為、一層頑張るつもりです。 カン・ソンヒ：東京都のさえきよしのりさん、さえきよしのりさんから「歌で貴放送開始日をお祝いしたく、好きな朝鮮の歌『この空の下、この地で』を選曲しました。朝鮮人民と日本人民が共に希望と幸福に溢れる未来を目指して、力強く進んで行こうとの心を込めてこの歌をリクエストします」というお手紙が届きましたが、では「今日のふれあいの広場」を『この空の下、この地で』、この歌で締め括ってはどうでしょう？ 一同：（拍手） 歌「この空の下、この地で」 呉英淑：1番です、「澄んだ瞳に初めて映った青い空、生まれて初めて踏んだ大地、胸の希望も、希望も、ここで咲かせよう」、くり返しです、「母なる祖国、わが祖国、この空、この大地に全てを捧げよう」 崔鐘日：2番です、「愛する赤旗翻る青い空、若きが花咲き実を結ぶ大地、幸せも、幸せも、ここで培おう」、くり返しです。 カン・ソンヒ：3番です、「明るい運命の太陽輝く空、あくまで守る恵みの大地、情熱を捧げて輝かそう、輝かそう」、くり返しです。 呉英淑：いかがでしたか、リスナーの皆さんとの「ふれあいの広場」は？ ではリスナー皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。 （「朝鮮の声」郵便箱） 2018.07.09 サイト音声の聞き書き
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