微生物発酵促進剤の開発者

微生物発酵促進剤の開発者

共和国の農業部門に広く導入されている微生物発酵促進剤を研究したキム・チャンユさんはケウンサン・サリウォン農業大学の先端技術製品交流所の研究室主任です。

キム主任は、20数年前から微生物の種菌を有機質肥料の生産の発酵促進剤に使うための研究をしてきました。この新しい微生物発酵促進剤は、有機質分解の能力が強いだけでなく、土壌の成分を改善して作物の生育に有利な条件をつくり、収穫を高める作用をします。

この促進剤で作った有機質肥料を施した田畑では、土壌の中の有害な微生物の増殖が抑止された反面、有益な微生物は急激に増え、農作物の成長に必要な栄養成分が多くなったとのことです。

今、キム主任は生物学的特性に優れた微生物発酵促進剤の開発を進めています。

ではキム・チャンユ主任のお話を聞いて見ましょう。

「化学肥料を使わない農業、農薬を使わない農業、言い換えれば微生物を化学肥料の代わりに使い、病虫害も防げるもの、それを目指していますね」

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