世界のマラソン「女王」になったのは
マラソン協会書記長チョン・ソンオクさんのお話です。
私は共和国のスポーツマンの一人です。人々はよく私のことを世界のマラソン「女王」と親しく呼んでいます。スポーツマンとしてこのように呼ばれる時ほど誇りと甲斐を感じる時はないでしょう。それは国の栄誉を轟かしたスポーツマンだけに与えられるもっとも貴い名誉だからです。
国と人民に愛される、と言う思いに浸るほど、誇りと幸せの絶頂に立たせた偉大な金正日総書記の深くも深い配慮について考えざるを得ません。
11歳の時から競走に趣味があった私はスポーツ団で現役生活を始めました。過ぎし日々のことを思いますと、スポーツマンの一人として私が競技で勝ち取った成績は国の栄誉のための当然のものでした。
私はチュチェ88（1999）年8月、スペインのセビリアで開かれた第7回世界陸上選手権大会の女子マラソン競技に参加しました。その時、私は愛する祖国と金正日総書記への思いで胸を燃やしていました。
私が走る42.195キロメートルの走路が瞬時の休みもなしに国を守るための先軍の道を歩み続ける総書記の許にそのまま繋がると思いました。まさにこのような精神で私はマラソン競技の極限点を突破し、金に輝くことが出来ました。
それで私は、競技の感想を聞く記者に、「私は朝鮮人民の偉大な指導者金正日総書記を心の中に描きながら走った。私を励ましてくれたのはこれで、またそれが私の力の源となった」と誇りに満ちて答えました。
当時、私の競技の知らせを聞いて一番喜んだのは金正日総書記でした。総書記は国の栄誉を世界に轟かした私のことがとても頼もしく、健気なので、今回、チョン・ソンオク選手が女子マラソンで優勝したのは大変素晴らしいことだ、チョン選手は世界の女子マラソンの覇権を握って世界をアッといわせ、金日成民族の誇りを轟かし、20世紀を見事に飾ったと言いました。
そして、苦境を乗り越えている朝鮮人民に喜びと力を与えた、すべての人がチョン・ソンオク選手のように強い意志と不屈の闘志を持ってたたかうならば、この世にできないことなどないという最大の信頼を寄せました。
才能の芽を大事に育み、押し立ててくれる総書記、総書記の恩にほんの少しでも報いる一念で走っただけのわたしに与えた総書記の信頼と配慮はこのように暖かく、偉大なものでした。
この配慮の中、私は朝鮮民主主義人民共和国英雄と人民スポーツマンの称号を受け、最高人民会議代議員に、スポーツ部門の重責を担う人になりました。総書記のこの配慮、信頼は共和国のスポーツマンみなの心の中に大事に刻まれています。
共和国のスポーツマンは総書記そのままの敬愛する金正恩元帥の導きがあるので今も国際競技で優勝を果たしています。
2015年の記事
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