「トゥ・ドゥ」は朝鮮労働党のルーツ

「トゥ・ドゥ」は朝鮮労働党のルーツ

カン・ソンヒ（カン・ソニ）：トゥ・ドゥは偉大な金日成主席が10代の若年で結成した打倒帝国主義同盟の略称です。朝鮮が日本帝国主義の植民地支配下にあったチュチェ15年（1926）10月17日、金日成主席は打倒帝国主義同盟を結成して民族自らの力で反日聖戦を繰り広げる事を厳かに宣言しました。

トゥ・ドゥは日本帝国主義を打ち倒して朝鮮の解放と独立を勝ち取る事を当面の課題とし、朝鮮に社会主義・共産主義を建設し延いては全ての帝国主義を打倒し世界に共産主義を建設する事を最終の目的としました。打倒帝国主義同盟の結成は朝鮮で新しいタイプの革命的党を創立する為の起点となりました。

チュチェ19年（1930）7月3日、朝鮮労働党のルーツである初の党組織、建設同志社が結成されました。当時主席は党の綱領と規約を別途に採択しませんでした。それはトゥ・ドゥの綱領と規約に朝鮮革命家の最終的目標と当面の闘争課題が明示されているからでした。10数人の初の党組織のメンバーはトゥ・ドゥが育成した青年革命家でした。

このようにトゥ・ドゥの綱領は朝鮮労働党の綱領の基礎となり、トゥ・ドゥが掲げた自主性の原則は党の建設と活動の原則となり、トゥ・ドゥが育成した新しい世代の革命家は党創立の根幹となりました。これは朝鮮労働党が他ならぬトゥ・ドゥをルーツにしている事を物語っています。

根元があって幹が育ち葉と花を付け実を結ぶように、トゥ・ドゥがあって朝鮮労働党は数10年間の勝利の歴史を綴る事が出来ました。

（政治―その他）