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女性の実家、子供の幸福の我が家と呼ばれるピョンヤン産院です。開院して2ヶ月もならないチュチェ69（1980）年9月、初の三つ子が生まれました。それ以来、今年7月まで518番目の三つ子がここピョンヤン産院で産声を上げました。
ピョンヤン産院には三つ子、四つ子の出産と健康を受け持っている専門科があります。多胎妊婦に向けられる社会主義保健医療制度の恵みの中、三つ子の妊婦に確認された女性たちには、その時から本人の意思によって産院に入院し、特別の医療ケアが提供されます。
国家が特別制定した供給規準によって、蜂蜜などの貴重な強壮剤と栄養価の高い食事が提供されます。お産をする時には、執刀医者と補助医者、助産婦を始め、30人近くの医療従事者が動員されます。
513番目の三つ子の母親であるリ・オクソンさんのお話です。
「三つ子の妊娠が確認されて、昨年12月にピョンヤン産院に入院しました。三つ子の女の子を産み、この5月末に退院するまでピョンヤン産院で150数日間も入院生活をしました。その時、お医者さんと看護婦たちが娘に付きっ切りで看護しました」
ピョンヤン産院の第3新生児科は、三つ子の健康を専門に担当する医療チームです。1人の医者と3人の看護婦が三つ子の1人ずつ専門にして受け持っており、結局三つ子は、3人の医者、9人の看護婦が顧みるわけです。このチームでは一番小さい子の体重が4キログラムになるまで、三つ子を育てています。この513番目の三つ子が生まれて退院するまで、その正常発育と健康のために数十回に及ぶ医者のカンファレンスが開かれたと言います。
国家では三つ子が生まれれば、その未来を祝福して男の子には銀の飾り刀を、女の子には金の指輪をプレゼントしています。プレゼントには三つ子の誕生日が刻まれています。そして色々な必需品と共に栄養食材もプレゼントしています。この写真の三つ子がもらった金の指輪です。
産院から退院すれば三つ子が4歳になるまで1人の医者、3人の保母が付きっ切りになり、国の負担で育てています。これらの恩恵と医療ケアはすべて無料です。
リ・オクソンさんのお話です。
「これまで三つ子のことをテレビと新聞を通じて見聞きしましたが、私が直接三つ子を産み、国の恩恵に接してみて初めて、わが国の子供たち、特に三つ子のために施される恩愛が本当に大きく、暖かく、深いということを肌で感じました。その通りです。わが国の社会主義制度が一番です」
513番目の三つ子に7ヶ月間施された国の配慮は、今や始まりに過ぎません。その未来にはさらに大きく、深い愛情と幸福が待っています。
（フィーチャー）
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