家庭の自慢

家庭の自慢

ピョンヤン市*1モランボン区域*2のインフン*3と言う町に住むキム・ギョンスクさん、キムさんの家には4つの「朝鮮人民軍入隊証書」があります。4人の息子娘を国の守りにつかせたことを保証するこの証書はキムさんの家庭の自慢となっています。

4人のうち、2番目のチュンイルさんと3番目のソンオクさん、4番目のトンオクさんは三つ子です。息子や娘皆を人民軍に入隊させたいきさつについてキムさんはこう話しています。

「三つ子を身ごもったと診断され、私は直ぐピョンヤン産院に入院しました。入院中、私は三つ子の妊婦を国でどんなに思いやっているかしみじみと感じたものです。お産の前から私の健康のため、多量の高価薬と強壮剤が保障され、またお産の後は私と保育器の中の赤ちゃんのためより多くの薬と栄養食品が供給されました。退院後は赤ちゃんをピョンヤン育児院に預けるようにし、少し大きくなってからは金正淑託児所やチャングァン幼稚園に預けるようにしました。また学校に通う時は学用品を始め、生活必需品のすべてを優先的に保障してくれました。三つ子のための国の配慮は実に深いものでした」

これまで知り尽くせなかった社会主義制度のありがたさを胸熱く感じながら成長して行く息子や娘にキムさんはこの国あってこその幸せだといつも言い聞かせました。国の配慮を実生活を通して体験する過程に三つ子もありがたいこの国がなければ家庭の幸せも、自分たちの未来もないということを胸深く刻み付けました。

それで、中学校を卒業した三つ子は誰よりも先に朝鮮人民軍に入隊しました。意義深い祝日の軍事パレードに参加した長男のセイルさんと軍に誠実に服しているという三つ子のことが伝えられるたびに、キムさんの自慢話も増えました。

周りの人たちにキムさんはよく言いました。国の守りについているこの子たちはわが家の自慢です、国を守る兵士の母らしく精一杯働いて富強な国造りに尽くしていくつもりです、と。

国の防衛に家庭の幸せを見出すこのような人たちがいて共和国は鉄壁の陣に固められるでしょう。