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チュチェ105（2016）年6月20日、敬愛する金正恩総書記が金正淑ピョンヤン製糸工場を訪れたときのことです。
この日、金正恩総書記は工場で新設した生産現場で、ある設備を見て自力で作ったものなのか聞きました。随行した一人が自力で作りましたと誇らしげに答えました。
実のことを言いますと、この生産工程を新設するとき、設備を輸入するのに必要な資金は莫大なものでした。それで、手製のものでやろうと取り掛かりましたが、難問が山積していました。けれど、工場の科学者と技術者は力と知恵を出し合って、先端レベルの近代的な生産設備と工程を立派に整えました。
設備の製作過程についての具体的な話を聞いた総書記は、たいしたものだ、ほんとうに素晴らしいと言ってとても喜びました。そして、設計図もなしに写真一枚に頼って、このような近代的な生産設備をつくったのはたいへんな成果だと評価しました。
この日、総書記は、このような設備をもっとつくって、生産能力を高めなければ、設備をもっとつくるとき、包装工程までオートメ化して、完備された生産工程を整えるようにと、より高い課題を与えました。
自力でつくったものがあまりにも大事に思われて、それほど満足して喜んだ総書記でした。
今、工場では、金正恩総書記の教え通りに、生産能力の拡大に合わせて、消費財のクオリティーアップにいっそう励んでいます。
（政治―為民献身）
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