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朝鮮人民の間に広く知られている金正淑ピョンヤン製糸工場には、模範労働者も多く、また名だたる労働者の作家も勢ぞろいしています。その中の一人をご紹介しましょう。お名前はチョン・ウンソルさん、詩がとても好きな糸繰り工の娘です。
工場で働いて何年しかありませんが、従業員の間で模範労働者、労働者の詩人と呼ばれています。リズミカルな機械の音、科学技術普及室でのネット講義、総合的な便益サービス施設のチンダルレウォン、「労働者の宮殿」と呼ばれる労働者の寮などなど。本当に生きがいある生活でした。
チョン・ウンソルさんはこう話しています。
「労働者の宮殿である寮に入った日、私の思いをそのまま詩に込めました。その時の私の思いをありのまま書いただけですが、敬愛する金正恩総書記に送る作品集に私の作品が載るとは、ほんとに想像もできなかったことです」
このようにして、チョンさんは詩と縁を結びました。その時チョンさんがつくった詩を寮で生活する娘たちはよく口ずさんでいるとのことです。工場の文学クラブに入ったチョンさんは、叙情詩「私の機械」、「大学生になった労働者」、「私の心を絹糸に込める」など数十篇の作品を出しました。生活を素朴ながらリアルに表していることで、チョンさんの詩は回りの人たちを感動させています。皆にほめられるたびにチョンさんは自分の生活をそのまま詩に込めただけだと言っています。
チョンさんのお話をまた聞いてください。
「私が作品を書いて感じることですが、それは私たちの張り合いある労働生活がそのまま詩で、歌だということです。助け合い導きあいながら集団の団結した力で、年間人民経済計画を完遂するという幸せ、労働者の宮殿である寮での幸せな生活を国中に、いや世界中に伝えたくて詩を書いたわけです」
チョンさんの作品はどれもが働き甲斐と自分の生活の喜びを歌ったものです。一篇一篇と作品が増えるたびに、チョンさんが抱いている工場への愛着もそれだけ熱くなっています。
その愛着と共に労働者の詩人は今も詩を書いています。
（フィーチャー）
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