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シン・ヨンイル：万景台区域*1の八ゴル*2という町に碁を打つ所があります。そこへ行きますと平壌市と全国規模の競技でこの区域が収めた成果を見せる数十の賞状が見られます。
そこの人達に言わせますとその一つ一つの賞状は、区域の自慢であると同時に碁の普及係であるチェ・ヨングムさんの実績だとの事です。なるほど、それ等の賞状はチェさんが育てた教え子達が平壌市と全国規模の競技で収めた成果を集中的に見せるものでした。
チェさんが子供達に碁を教え始めたのは長くありませんでした。でもチェさんは短い間に子供達に碁を熱心に教えて、夢の多い子供と我が子を大きく期待している父兄達に喜びを与えました。
チェさんは基礎技術をよく教えるのが子供の知能開発に効果的だと言い、こう続けました。
「基礎技術を〓〓〓〓〓〓〓先ず力を入れました。国語を習い始めた子供達に知能スポーツの中で手が一番多い碁の基礎技術を教えるのは、実はそんなに容易い事ではありませんでした。実の母親になった思いで子供達に接し、また子供達を興味津々たる碁の世界へと一歩一歩導きました。（声：姜成姫）」
子供毎に習った内容を理解する速度がまちまちでしたが、チェさんは全く諦める事を知りませんでした。理解するまで繰り返して教えました。
子供達が理解し難い時ややり直しを嫌がる時は、詰め込み式ではなく碁と親しむよう色々な方法も取り入れました。そして問題を見事に解いたり〓〓〓での競技に勝った時は、褒めたり家にも知らせたりして皆を喜ばせました。
チェさんが教えた子供達を見ますと基礎技術がしっかりしていて、時間が経つほど競技の成績が上がるのが特徴だと言えます。それでチェさんに子供を預けようとする父兄が増え続けています。
チェさんは囲碁関連の教材の執筆にも参加しましたが、より高い目標を目指して今も頑張っています。
陰日向無く育ち行く子供達に朝鮮の優れた伝統の遊びを教えるのをこの上無い誇り、生き甲斐と見做しているチェ・ヨングムさん。
今も区域の栄誉、首都平壌の栄誉、延いてはこの国の栄誉を輝かせる〓〓〓を育てる為、知恵と情熱の限りを尽くしています。
