駒回し

駒回し*1は、氷の上や平たい地面で駒を鞭で打ってまわす子供の伝統の遊びです。これは、紀元前277年から紀元668年まで存続した朝鮮初の封建国家であるコグリョ、高句麗時代から広く普及されてきた歴史の長い遊びです。

駒は、主にオノオレの木*2やナツメの木のような重く硬い木で作ります。それは、硬い木で作ると駒の先が減らず、長い間、回るからです。駒は、いろいろな形で作りますが、大体、5～10センチメートルの高さの円錐形に作ります。駒の鞭は、長さ50センチメートルほどで、太さは子供の親指ほどの木の棒の端に溝を彫り、20～30センチメートルの長さの紐をつけて作ります。

駒回しの試合は、何人かの子供が集まって、誰の駒がもっと長く回るか、ぶつかった駒のうち、誰のがもっと長く回るかを競う方法でします。また、何人ずつ組になって、一定の距離をどっちのほうが駒を回しながら早く行ってくるかの競いもします。