軍用飛行場の敷地に建てられたハウス農場

軍用飛行場の敷地に建てられたハウス農場

朝鮮の東海岸地区に大規模なハウス農場であるチュンピョン・ハウス農場とリョンポ・ハウス農場があります。

チュチェ108（2019）年12月に建てられたチュンピョン・ハウス農場は、ハムギョン北道*1キョンソン郡*2チュンピョン里*3にあり、チュチェ111（2022）年10月に建てられたリョンポ・ハウス農場はハムギョン南道*4ハムジュ郡*5リョンポ里*6一帯にあります。

チュンピョン・ハウス農場

リョンポ・ハウス農場

これらのハウス農場は、季節に拘らず色々な新鮮な野菜を道民に充分供給する使命を帯びています。もともと、この膨大な敷地には、要衝の軍用飛行場がありました。

ここの大規模なハウス農場の建設を発案し、積極的に進めたのは敬愛する金正恩総書記です。ハウス農場の用地を見立て、建設の捗り具合を直接把握するため金正恩総書記はそれぞれ3度も現地を訪れ、両ハウス農場の竣工式にも臨席しました。

社会科学院の研究者リ・ヘスクさんのお話です。

「周知のようにアメリカと追従勢力の戦争挑発策動のため、最近だけでも国の情勢が緊張を極め、今も一触即発の危機に瀕しています。こうした情勢下でどの国も軍事基地をさらに確保し、強めるのは自明の理です。しかし、わが国では東部前線の要衝の軍事基地を丸ごと明け渡し、そこに人民の食生活の向上に役立つ大規模なハウス農場を建設しました。一般の常識では想像もできないことでしょう。これはいかなる大敵も恐れない金正恩総書記の強い胆力と、人民の福祉増進のためには高価な代償を払ってでも必ず結実をもたらすべきだとの総書記の熱い人民愛によるものだと思います」

軍用飛行場の敷地に建てられたハウス農場、今、リョンポ・ハウス農場とチュンピョン・ハウス農場で生産されている新鮮な野菜は人民の食生活を潤しています。

（政治―為民献身）