絹織りの女性たち

絹織りの女性たち

朝鮮北西部のニョンビョン絹織物工場の女性たちが愛唱する歌があります。「ニョンビョンの絹織り娘」という歌です。偉大な金正日総書記が訪れた職場で働き、美しく住み良い故郷の姿を絹地に織り成す誇りを歌い上げています。

ニョンビョン絹織物工場の副責任者カン・チャンシクさんのお話です。

「2000年6月21日、偉大な金正日総書記がニョンビョン絹織物工場を訪れました。暑さの中、各生産工程を見て回り、絹織物を量産して新郎、新婦や成人した子を持つ親たちが商店で気に入った生地を選べるようにすべきだといいました」

金正日総書記の遺訓通りに工場の皆は良質の絹地をより多く生産しようと頑張り続けています。この7月末に洪水に見舞われましたが、短いうちに復旧し、職場を前より立派に築きました。

カン・チャンシクさんは続けます。

「私たちは自分の職場を愛し、立派に作るのが愛国で、より多くの絹地を生産するのが愛国だということを痛感しています」

職布職場と染色加工職場など主な生産工程を受け持つ労働者の熱意は非常に高いです。皆が機械に精通して、どうすれば巡回時間を縮め、受け持ちの台数を増やすか、どうすれば縦糸と横糸の組み合わせをきれいにし、良質のものにするかを工夫しています。つまり、情熱に燃えているわけです。

「第4織布職場のムン・ヘユンと申します。私の織った絹地がお父さんとお母さん、お姉さんとお兄さん、そして親戚に送られれば皆の身なりが華やかになり、それだけ暮らしも良くなるでしょう。これが織り工の誇りですね。この誇りを持って働き、年間計画はすでに達成済みですが満足できません」

これはニョンビョンの絹織り娘と呼ばれる織り工皆の気持ちです。その気持ちがニョンビョン*1の名所ヤクサントンデ*2のつつじ、クリョン川の清い流れ、チョルオン城の芝を絹地に美しく再現しています。

染色加工職場でも近代的な捺染法を取り入れて色々な模様をプリントしています。ヤクサンのつつじをあしらったのでヤクサン織りの緞子と言われる絹地やレーヨンなどが連日各地へ送られています。

再びカン・チャンシクさんのお話です。

「今、私たちは、より多くの絹地を生産して人民生活の向上に寄与する一念に燃えています。このような愛国心によって年間計画もきっと見事に達成されるでしょう」

人民を一番愛する敬愛する金正恩同志の高い志を絹地の上に花咲かせようとの絹織りの女性たちの愛国の心によって、人民の暮らしは日増しに良くなるでしょう。