祖国解放戦争勝利記念館

祖国解放戦争勝利記念館

1950年代に朝鮮人民は、偉大な金日成主席の導きの下、3年間の祖国解放戦争に勝利しました。戦争に勝利した金日成主席の業績と朝鮮人民の英雄的な戦いの歴史を伝える祖国解放戦争勝利記念館は、ピョンヤンのポトン川の辺に位置しています。

記念館は、本館とテジョン館、屋外展示場などからなっています。主席がじかに書いた「祖国解放戦争勝利記念塔」という文字が刻まれている門柱を通って前庭に入ると、戦勝記念塔の中心テーマの勝利像があります。

国旗を高くかざして突撃へと呼ぶ兵士の姿の勝利像には、敬愛する金正恩総書記の直筆である「偉大な年代に敬意を表す」という文字がレリーフされています。勝利像を中心に広い面積に壮大なつくりの祖国解放戦争勝利記念館があります。

本館の外壁には、大型モザイク画と朝鮮人民の偉勲を見せるレリーフ像、彫刻群像があります。そして中央ホールには、戦勝閲兵式の広場で答礼する元帥服姿の主席のカラー彫像があります。

本館には、抗日武装闘争と正規軍づくりのエリアをはじめ数十の展示エリアがあります。本館とは別途にテジョン解放戦闘を見せるテジョン館があり、本館とテジョン館をつながる廊下に英雄のエリアがあります。

各エリアに戦争に勝利した主席の業績を見せる物件資料とともに、朝鮮人民の英雄的な戦いの歴史を伝える模型、パノラマ、蝋の像、写真などが展示されています。また、侵略者の犯罪行為と軍事、政治、道徳的な敗北を見せるものと資料も展示されています。

英雄のエリアには、祖国解放戦争で偉勲を立てた数百人の英雄の写真が遺物と共に展示されています。記念館の前庭の両側にある屋外展示場は、主席にゆかりのあるものと功労を立てた兵器と鹵獲した兵器の展示場からなっています。

祖国解放戦争勝利記念館とともに戦争に勝利した偉大な歴史は代をついで輝くでしょう。

（観光）

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アメリカの侵略を退ける１950年代の祖国解放戦争、この祖国解放戦争の偉大な勝利を記念して祖国解放戦争勝利記念館が開館されました。開館式は戦争が終わって1ヶ月も経たないチュチェ42（1953）年8月17日に行われ、当時は祖国解放戦争記念館と呼ばれました。チュチェ102（2013）年7月、戦争での勝利60周年を迎えて、祖国解放戦争勝利記念館はこの時代を代表する建築として見事に増改築されました。

祖国解放戦争の勝利は偉大な金日成主席の正しい指導によるものでした。金日成主席は「すべてを戦争勝利目指して！」と言うスローガンを示し、人民皆を祖国防衛戦に決起させました。そして、大胆かつ霊妙で独創的な戦略戦術と戦法を編み出し、巧みに活用して侵略者に甚大な軍事的打撃を加えました。また、危険千万な最前線にまで出て、兵士たちに無敵の力と勇気を与えました。

前線の兵士たちが待っている、前線では今も兵士たちが血を流して戦っているのに、ためらってはならない、早く行こうと言って、厳しい前線視察を続けました。祖国解放戦争の勝利は、主席の呼びかけに答えてこの国を守るために命もためらうことなく捧げた人民軍兵士たちと人民の闘争によってもたらされました。

人民軍兵士たちは、一つしかない祖国のために二つとない命もためらうことなく捧げました。後方の人たちは夜を明かして援護米をつき、砲弾が飛び交う山へ弾薬と食糧を運びました。文字通り、軍隊と一つになって戦いました。

この日々、600人あまりの英雄称号受賞者が輩出しました。そのうち、2度も共和国英雄の称号を受けた人は5人、共和国英雄の称号を受けた女性は13人、労働英雄の称号を受けた人は20人、そのうち2人が女性です。

祖国解放戦争勝利記念館の解説係であるチェ・ウンファさんは話します。

「祖国解放戦争勝利記念館は金日成主席の卓越した軍事戦略と戦法、主席の導きの下に血で持って国を守り闘った朝鮮人民の不屈の闘争精神と祖国防衛の精神をそのまま見せています。戦争の時、人民軍兵士たちは主席の正しい指導の下に、現代包囲戦のモデルといえるテジョン解放戦闘、オサンというところでの戦闘、チュムンジンという海上での戦闘を始め、世界の戦争史に類例を見ない奇跡を創造しました。祖国解放戦争勝利記念館を持っているのは、朝鮮人民の大きな誇り、栄光です。祖国解放戦争勝利記念館とともに戦争を勝利へと導いた金日成主席の業績と朝鮮人民の勝利の歴史は代を継いで末永く輝くでしょう」

（フィーチャー）

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