無敵の力の生みの親は

無敵の力の生みの親は

1950年代初め、アメリカの侵略を退ける祖国解放戦争で朝鮮の軍人と人民が収めた偉大な勝利は世界を驚嘆させました。これは偉大な金日成主席の天才的な知略と戦略戦術によるもので、軍人と人民を心から思いやった主席の気高い思想がもたらしたものでした。

主席は戦争の日々に、いつも兵士たちを思い、戦う兵士たちに会って見たい、高地の兵士たちが待っていると言って、砲煙弾雨の中、危険な前線を訪ね、また訪ねました。

戦争最中のチュチェ41（1952）年4月、ある人民軍部隊を訪れた金日成主席は軍人の生活がどうなのか見るため食堂へ寄りました。夕食の総菜として大豆の煮しめを用意したのを見た主席は、大豆は煮しめより豆腐とか大豆もやしにして食べるのがもっとよいといいました。

そして、大豆もやしは樽がなくても土を掘って細長い棒状の木を架け渡した後、日に3ないし4回ほど水をやり、日差しが差し込まないように上を覆いかぶせること、また一番下に乾いた大豆を置き、その上に芽吹きの大豆を置けば生える次第、食べられるとその栽培方法まで細かく教えました。正に金日成主席は兵士たちの食生活にまで気を配り、その改善のため腐心した偉大な父でした。

寒い冬、敵背闘争をする軍人たちに綿入れを送った胸の温まる話、苛烈を極める戦時に人民軍兵士たちのため前線保養所を設けた話は今も人々を感動させています。

主席の熱い思いやりは人民軍軍人に無限大の力を与え、比類のない英雄精神を植えつけました。人民軍軍人たちはわが胸で敵軍のトーチカを塞いで突撃路を開き、手榴弾を抱えて敵陣に踊りこみ、侵略者を全滅させました。

祖国解放戦争の時、勇猛を馳せ、輝かしい勝利を収めることができたその力の生みの親が誰なのかを軍人と人民は伝説のように今に伝えています。