森林の造成と保護・管理を将来を見通して

森林の造成と保護・管理を将来を見通して

3月21日は国際森林の日です。今年の国際森林の日のテーマは「森林と持続可能な生産及び消費」です。

森林は人類の生存と経済の発展で大きい意義がある貴い富であり、人類の未来を保証する大切な資源です。しかし今、森林は無計画な放牧と耕地造成のための伐採、山火事、砂漠化など色々な原因で急激に荒廃化しています。

集計によりますと、これまでの300年間、世界の森林面積が約40パーセント減りました。29ヵ国では森林の90パーセント以上が消失したと言います。森林の破壊は砂漠化を加速させています。現在、その被害を受けている国は100ヵ国以上、被害者は20億人以上に上ると言います。専門家たちは、このテンポで森林面積が減り続けるなら、100年後には地球上の森林が完全になくなるだろうと懸念しています。

このように、森林を利用するだけで保護しないのは、人類の未来を脅かす極めて危険な自殺行為です。

今、世界的に日増しにひどくなっている森林破壊に歯止めをかけるための法的取締りを強める一方、森林を造成し保護するための努力が積極化しています。山が国土の大部分を占めている共和国では、木をたくさん植えて国の天然資源を増やすと共に、国土を保護し、その姿を一新して、人民に立派な生活条件と環境をもたらすために励んでいます。

共和国では森林造成が大衆挙げての運動として力強く行われ、今だけでなく、次の世代もそのおかげを被るよう、山を有用林に作るため努めています。また、山火事防止ラインの設置、生物農薬の生産などを力強く進めて、森林保護の対策を徹底的に立てています。

昨年だけでも、チャガン道*1とラソン市*2では砂渓流工事を計画を上回って質的にやり遂げ、ハムギョン北道*3とピョンアン北道*4では自力で道森林科学研究所を立派に建て、鉄道運輸部門では森林への依存度を減らすためのことで大きい進展をもたらしました。

昨年12月の朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会では、あくまで人民の生命と財産、国土の保護を目的に森林造成と河川整理、砂渓流工事を年がら年中根気よく進めることが強調されました。

共和国はこれからも森林の造成と保護・管理を今だけでなく遠い将来を見通して行って、国の全ての山々を文字通り黄金の山、宝の山に変えるでしょう。

（世界と朝鮮）