朝鮮を解放した不世出の愛国者

朝鮮を解放した不世出の愛国者

1945年8月15日、朝鮮人民は40年以上に渡る日帝の植民地支配から解放されました。この歴史的偉業を成し遂げた不世出の愛国者、世にまれな偉人が金日成大元帥でした。

金日成大元帥が朝鮮解放の大志を抱いて革命の道に立ったのは10代の少年時代でした。民族がなめている奴隷の運命、受難にあえいでいる祖国が侵略者日帝との決死の抗戦へと大元帥を呼びました。

アムノク川の流れよ　祖国の山河よ
故郷にまみえるのは　いつの日
死しても忘れえぬ　誓いあり
祖国をこの手に　帰りなん

（朝鮮が独立しなければ二度と故郷に帰るまい！）

革命の道に立ちながら金日成大元帥は固い誓いを立てました。

1932年4月25日、初の革命武力の誕生と共に抗日大戦が始まりました。国家の後方も、正規軍の支援もない厳しい中で繰り広げなければならない野獣そのものの日帝との戦争でした。抗日大戦の厳しさは筆舌に尽くし難いものでした。

信念と意志でのみかきわけなければならなかった朝鮮革命の道、大元帥は戦いで倒れた戦友たちを凍った土に埋め、数人しかならない隊員たちとともに命がけの戦闘も行いました。時には病躯をおして「反日戦歌」と言う歌を歌いながら敵軍の包囲を突破しました。

立て勤労者　肩を組み
不屈の意志もて戦わん
赤旗かざして白色テロ打ち砕き
勝利の凱歌どよめかさん

金日成大元帥は氷点下40度の酷寒の中で100数日間に渡る「苦難の行軍」を勝利へと導いて敵軍の謀略を粉砕し、部隊を危機から救いました。血みどろの戦いの中、朝鮮解放の日は近付いていました。情勢に対処して1940年の夏、不朽の著作｢祖国解放の日を成功裏に迎えるために｣を発表した大元帥は、朝鮮人民革命軍の隊員たちをいっそうしっかり準備させました。

軍事・政治の学習と訓練を組織し、隊員たちに朝鮮革命の主体的路線と方針について解説し、戦術訓練も指導しました。政治と思想の面で鍛えられ、準備された朝鮮人民革命軍の隊員たちは政治工作の任務を受けて各所に派遣されました。抗日の女性英雄金正淑女史も朝鮮人民を統一戦線の旗の下結束させ、反日の激しい流れに合流させるため適中で活動しました。

朝鮮人民革命軍の積極的な活動によって人民挙げての抗争の気運がさらに高まりました。国内外の各所に、「近日、金日成隊長祖国凱旋」、「金日成将軍万歳！」などのスローガンが堂々と張られ、関釜連絡船「興安丸」の船室の天井にも「朝鮮独立大将金日成」と言う文字が書かれ、人々を感動させました。

ついに、朝鮮解放のための最後の攻撃作戦が完成し、各部隊に戦闘活動地域が分担されました。

朝鮮革命博物館のチョ・ウンジュさんの解説です。

「偉大な金日成主席は1945年8月9日、朝鮮解放の最後の攻撃作戦´開始の命令を下しました。主席の命令一下、朝鮮人民革命軍の隊員たちは意気衝天して戦闘に入りました。朝鮮人民革命軍の隊員たちは、作戦初日から無比の勇敢さと犠牲精神、集団的英雄精神を余す所なく発揮しました」

朝鮮人民革命軍はわずか数日の間に、ラジンをはじめ北部朝鮮一帯を解放し、引き続き攻撃の速度を早めました。慌てふためいた日帝は、1945年8月15日、降伏しました。抗日戦争の砲声が止み、太陽が輝く空のかなたに感激の声が響き渡りました。

「金日成将軍万歳！」、「祖国解放万歳！」

待ちに待った日は訪ねてきました。金日成大元帥の抗日革命の20年の歴史は勝利の歴史として刻まれました。40年以上に渡る植民地支配を終わらせた民族の英雄、不世出の愛国者への敬意の表れのように感激に泣き、喜びに笑う人民の万歳の声が天地を揺るがしました。

「金日成将軍万歳！」