朝鮮の冬

朝鮮の冬

アジア大陸の東に位置している国朝鮮は、四季の区別がはっきりしています。冬は、12月から翌年の2月までで、異彩を放つ雪景色が広がります。

朝鮮の北部にある正日峰*1、金正日総書記の名を冠した峰です、その峰一帯の荘厳な雪景色、樹氷の花で有名なリミョンスの滝の雪景色、そして、ピョンヤンのところどころに広がる美しい冬景色・・・。

朝鮮の冬は全般的に大陸性高気圧の影響で北西の風が強く吹き、気温が低く、雪が降り積もるのが特徴です。二十四節季のうち冬に含まれるのは天文学的に冬至、小寒、大寒、立春、雨水、啓蟄です。

冬至は一年のうちで昼間が一番短い日ですが、一番寒いのは一月です。冬のピョンヤン地方の月平均気温は氷点下で12月に4.3度、一月に7.8度、2月に4.4度です。朝鮮は冬に新しい年を迎えます。

朝鮮人民は元日にピョンヤンのマンスデの丘と各地に建てられた偉大な金日成主席と金正日総書記の銅像を一番先に訪ねて敬意を表します。

雪はお正月風景の代名詞ともいえるほどお正月の雰囲気をかもし、人々に深い情緒を抱かせます。美しい雪化粧を施した野や山、街は、見る人の心を清めてくれます。ボタン雪がたくさん降ると人々は豊作が訪れる兆しだと言って喜びます。

雪が降ると一番喜ぶのはなんといっても子供たちです。雪よこんこんたくさん降れとはしゃいで歌い踊ります。こうした姿は毎年恒例の子供たちの迎春公演の舞台でも見られます。

待ちに待った冬休みになると子供たちは凧あげ、スケート、縄跳びなどで体と心を鍛えます。

朝鮮では古くから季節の変化を知るための基準として24節季を利用しました。節気は、一太陽年を24等分して設けたものです。朝鮮の冬は立冬から立春まで、つまり11月7、8日頃から2月4、5日頃までです。

冬の節季としては、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒があります。朝鮮の冬は全般的に大陸性高気圧の影響で北西季節風が強く吹き、気温が低く、雪が降り積もるのが特徴です。一番寒いのは1月です。

冬のピョンヤン地方の月平均気温は12月に氷点下4.3度、1月に氷点下7.8度、2月に氷点下4.4度です。花の美しい春、緑生い茂る夏、紅葉の秋といえば、冬は雪景色で異彩を放ちます。

真っ白な雪で覆い尽くされた銀世界が落ち着いた雰囲気を醸し出します。橇乗りとこま回し、雪合戦に興じる子供たちの姿がどこでも見られます。特にウインタースポーツで人気のマシク峰スキー場*2は青少年と勤労者で賑わっています。

冬の節季の一つである冬至は1年の中で昼が一番短く、夜が一番長い日です。古くから朝鮮人民は冬至の日に小豆粥を炊いて食べました。この小豆粥を食べながら人々は、1年のことを振り返ったり、お隣を呼んで一緒に食べたりして親しみを深めました。

今年の冬至は12月22日です。

朝鮮は春、夏、秋、冬の四季がはっきりとした国です。冬は12月から、翌年の2月までですが、大体、大陸性高気圧の影響で北西季節風がよく吹き、寒い日が続いて雪が降るのが特徴です。一番寒いのは1月です。

ピョンヤンの平均気温は12月は氷点下4.3度、1月は氷点下7.8度、2月は氷点下4.4度です。花景色で美しく彩られる春、緑の夏、もみじの秋といいますが、冬は雪景色が異彩を放ちます。野にも山にも白い雪が降り積もって天地を美しく飾り、人々になんとも言えない情緒を抱かせます。

12月の冬至の日には、昔からの小豆粥を炊いて食べる風習があります。

冬には、また、正月と小正月のような伝統の祝日もあります。