情熱

情熱

昨年に行われた全国IT成果の展覧会・2019は多くの人が深い関心を持ち、とても盛況でした。

国家経済発展5ヵ年戦略を実行する上で収められたIT成果と教育のIT化に役立つ教育情報システム、教育支援プログラムが展覧会に出されました。評価の高いプログラムの中には、ピョンヤン情報技術局の技術チームが開発した機械翻訳プログラムもあります。

エンジニアのキム・シンチョルさんのお話です。

「私たちは人工知能技術で機械翻訳プログラムを開発しました」

研究チームは、ユーザーに人気がある機械翻訳プログラムを開発するため長い間、苦心の研究を続けて来ました。翻訳の支援システムを利用して先進技術を経済実践に活用する世界のトレンドに合わせて、高性能のプログラムを朝鮮式に開発する目標を立て、英知を集め合いました。文法に合わせてソースのセンテンスを分析し、それを目的言語の訳文に切り換えて自動出力するシステムを発想し、研究を深めました。

スペリングチェックやスラングの自動識別など技術上の難問は山積しましたが、国の科学技術の発展に尽くす一念に燃え、探究の熱風を巻き起こしました。それで、膨大な量のデータベースが構築され、収録語が数百万の電子辞典が完成しました。機械翻訳プログラムのアップデートが積極化し、そのうちAI技術の駆使に着眼し、翻訳の正確度が高いプログラムが開発されました。

実用的なプログラムを開発したピョンヤン情報技術局の技術者は、朝鮮労働党創立75周年を迎える今年、更なる研究の成果を出すため励んでいます。

世界的レベルの多国語の機械翻訳プログラムの開発がその目標です。

（今日の朝鮮）