小さな箱・「大きな鏡」

小さな箱・「大きな鏡」

朝鮮少年団員が通う学校には、「きれいな心を伝える箱」と呼ばれる小さな箱があります。箱の中には、少年団員が友達のきれいな心を書き入れた紙切れが入っています。

自分に与えられた美味しいものを病の友達に持って行ってあげた話、勉強のできない友達に夜遅くまで教えてあげた話、そして学校への道で雨風に打たれて倒れた花の木を丹精して立て直した話などなど。箱に入ったその話はすぐ皆に知れ渡ります。

この箱によって、水におぼれた子供を救ったピョンアン南道*1ウンサン郡*2のある少年団員の話、最大非常防疫期間に1万5千の薬袋と多くの慰めの手紙を薬局に送ったピョンヤン市*3テドンガン区域*4の少年団員の話も広く知られました。その話は皆の感動を呼び、美徳と美風を見習うため学習と組織生活に熱心に参加し、良いことを探してする少年団員の数は日増しに増えています。

このように学びあい、助けあう少年団員は、気高い風格を身につけています。未来の栄える朝鮮を担ってたつ主人公にしっかり準備する少年団員、そのけなげな姿を映してくれる「大きな鏡」が、「きれいな心を伝える箱」なのです。

先日、キムソンジュ小学校の少年団員の「きれいな心を伝える箱」に次のような話が入りました。

「いつも10点満点を取るリ・テソンさんは、昨日、問題を解けずに悩んでいる私に自分の大事な参考書をくれました。そして自分ひとり10点を取るより、皆が10点を取るのがもっと嬉しいと言いました」
「パク・スンジョンさんとキム・ブヨンさんは、数日前、ソポ*5地区のニュータウンの建設現場を訪れて、建設者のおじさんたちに手紙もあげ、歌も歌ってあげました」

友達のきれいな心を皆に知らせてあげたい気持ちは、今も小さな箱の中に入っています。

（フィーチャー　社会主義の国のために常に準備しよう！）

• 2023.09.30 子供たちの自慢話の集いがありました