天然記念物に指定されたペクトゥ山地区の動物

天然記念物に指定された白頭山地区の動物

ペクトゥ山*1は朝鮮の6大名山の1つです。

高山地帯のペクトゥ山地区は、悪天候と固有の地質及び地理的自然環境に適応した独特な動物相を成しています。包括地域が広く、地域別の標高が高く、気温の差や植物分布の特性から、地域によって様々な生態環境を成しています。

この一帯はカラマツとトドマツなどの亜寒帯性針葉樹地帯と、シラカバ、ヤマナラシなどが混ざって育つ混生林区域、そして亜高山低木草原地帯からなっています。

鬱蒼とした原生林に覆われたペクトゥ山地区には、朝鮮トラとヒグマ、クロテンなどと百数十種の鳥類が住んでいます。ペクトゥ山山頂のカルデラ湖、チョンジ*2にはチョンジ岩魚を始め色々な魚が住んでいます。

多くの種類の動物が住む自然動物園を成しているペクトゥ山地区では、希少動物として特別保護すべき動物をよく見かけます。

朝鮮トラとクロライチョウ、ナキウサギ、鹿、チョンジ岩魚、クロテンなどの動物は天然記念物に指定されています。

（観光）

※画像はこちらで切り分けました。